“ゆとり第一世代”仕事は「指示待ち」の傾向あり?

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 「ゆとり教育」を受けた世代の中で、1987年度生まれは「ゆとり第一世代」と呼ばれている。そのなかにはすでに社会で働いている人や、現在大学4年生、来春からは新入社員として社会に出る人もいる。産業能率大学が実施した新入社員研修の参加者を対象にした「新入社員会社生活調査」によると、21歳以下の“ゆとり世代”と、それ以上の世代(※)との間に、仕事に関する意識に違いが見られた。「上司の仕事で一番大事だと思うものは?」という設問で、【部下に指示を出す】が21歳以下では41.4%、22歳以上は30.2%という結果が出ており、ゆとり世代は仕事上「指示待ち」の傾向があると同大学は分析している。

 「上司の仕事で一番大事だと思うもの」については【部下の報告を受ける】、【部下に指示を出す】、【部下からの相談にのる】と三択での質問を展開し、【部下の報告を受ける】は一番少なく21歳以下では7.1%、22歳以上でも15.2%に止まった。これに反して【部下からの相談にのる】は21歳以下で51.4%、22歳以上でも54.7%と過半数を占め、世代に関わらず上司に対してトラブルシューター的な役割を求める人が圧倒的だった。

 また、働くうえでの不安を尋ねる項目では【職場での人間関係】、【仕事の進め方】、【担当業務の内容】などが上位にランクイン。早くも【リストラ】を挙げる若者の声もあった。「年功序列と成果主義のどちらを望むか?」という項目では、21歳以下の回答は【年功序列】が【成果主義】を上回る結果が出ている。

【調査概要】
調査期間:2009年3月25日〜4月10日
調査対象:589サンプル(21歳以下140名、22歳以上449名の男女)
調査方法:書面アンケート回答紙方式
調査機関:学校法人産業能率大学

※今回の調査対象者は「ゆとり世代」を21歳以下、それ以上の世代を22歳以上とする。
※「ゆとり世代」は高卒・高専卒、短大卒としている。



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