2009年07月31日 12時00分
【働きビト】勤め先でされた“愛の告白”、断り方はウソでも「ほかに好きな人がいる」
社会人の常識・非常識から恋愛事情まで、様々な分野でのスタンダードを探る新コラム、オリコン『働きビト』。第4回は『勤め先の人からの愛の告白』をテーマに、20代〜30代の男女の社会人を対象にアンケートを実施。勤め先の人から【告白をされたことがある】(10.0%)と回答した人の内、断った経験がある人にその具体的な対処法を聞いたところ、ウソでも「それで割と乗り切れるから」(山口県/20代/女性)との理由で【ほかに好きな人がいる】と、を理由に口実に気まずくなりがちな場面を乗り切っているという回答が目立った。
自分も好意を寄せている相手からの告白ならばこれほど嬉しいことはないが、そうではない場合、その後の職場の空気を考慮してスマートな対応をしておきたいところ。「ほかに好きな人がいる」という返事のほかにも、「(ウソですが)今は仕事やプライベートが充実して忙しいので恋愛について考えている余裕がないと返答した」(東京都/20代/女性)、「変に相手を傷つけるのはかわいそうだから、素直に今は仕事を頑張りたいからごめんなさいと断った」(東京都/30代/男性)というように、なるべく波風の立たないような言葉で断る人が多かった。
その一方で、その気がないなら白黒ハッキリさせておきたいという回答も。正直に「ムリです。と一言」(愛知県/20代/女性)伝える人もいれば、曖昧な態度だと逆に傷つけてしまうという思いで「そんな風に考えたことはないとキッパリ断る」(東京都/30代/女性)方法を選ぶ人も。また「社内の人とは後々面倒になるのが嫌なので」(大阪府/20代/女性)というように、色恋沙汰を仕事面に引きずらないようにしたいと考える人も少なくなかった。
毎日のように顔を合わせる勤務先の人との恋愛は、たとえ上手くいってもいかなくても一筋縄ではいかないもの。職場でのギクシャクとしたムードを防ぎ円滑な関係を維持していくためにも、自分に対して想いを寄せてくれている相手に対しての“配慮”が大事といえそう。
【調査概要】
調査対象:自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員で職業の登録属性が、「公務員」、「経営者・役員」、「会社員(事務系)」、「会社員(技術系)」、「会社員(その他)」、「契約社員・派遣社員」にチェックしている方。未婚20代、30代の男女、各250サンプル、合計1000人
調査時期:6月25日(木)〜6月29日(月)
調査方法:インターネット調査
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