北野誠、涙の謝罪会見 “不適切発言”の内容は明かさず

謝罪会見で涙をこらえる北野誠 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

謝罪会見で涙をこらえる北野誠 (C)ORICON DD inc. 

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 今月13日に大阪・ABCラジオ『誠のサイキック青年団』(今年3月中旬で終了)と関連イベントで不適切な発言があったとして、所属する松竹芸能から無期限の謹慎処分を受けていたタレント・北野誠が28日、大阪市内のホテルで同社の安倍彰社長と共に会見を開き「大変なご迷惑をおかけしたことを改めてお詫びします。本当にどうもすみませんでした」と一連の騒動を謝罪した。前日に最後のレギュラーラジオ番組が終了し、この日をもって謹慎期間に入るが、一部報道で外部団体からの要請で謹慎が決まったという点には「私と(所属する)松竹芸能の協議の結果決まりました」と否定した。報道陣との主なやりとりは以下。

北野  私自身は、今回のことは深く反省し、それを受け止めまして反省の日々に入らせて頂きます。

安倍社長  この度は朝日放送『誠のサイキック青年団』およびその関連イベント内で、事実に基づかない発言をして、対象となる方に多大なるご迷惑をおかけしましたことをここに深くお詫び申し上げます。特に、本来は仲間であるタレント様の方々、関係者の方々への(事実と異なる)発言があったことは許されるべきことではありません。なお、内容に関しては言及を差し控えます。また、弊社が20年にわたり、(発言を)見過ごしたことにも深く反省しております。なお、謹慎期間等に関しては、全くわかりません。

――今の気持ちは?
北野  今年50歳。振り返って至らないところばかりだったと思っています。自分の人生を含めてもう一度見つめ直し、何が至らなかったのかをわかるためにも、自分から謹慎を申し出ました。芸風については「毒舌家」というレッテルを貼られたことがあった。また、自分自身も言葉に縛られていた部分が多々あったと思います。

――いつ頃、どういうことでこうなったのか?
安倍社長  今年3月上旬にラジオ番組リスナーから(日本音楽事業者協会と朝日放送に)投書があり、その内容について報告、調査依頼がありました。「北野誠が事実に基づかない不適切な発言をした」ということを受け止めて、3月中旬には謹慎が内定しました。音事協からは同時期に抗議を頂き、謝罪しました。(同団体は)3月31日付けで自主退会しました。(北野も同日に)正式に謹慎処分にしました。彼は辞めるということではなく、謹慎です。

――処分に不服はないのか?
北野  改めて至らない部分が多々あると気づきました。今回は自分を見つめ直す機会を与えてもらったのだと思っている。謹慎の決定については、不服とかは一切ございません。20年の長きに渡ってラジオをやるなかで、事実に基づかない発言があったのは事実です。それを今回、きちんと受け止めて反省したいと思っています。謹慎期間については、期間を決めておりませんし、期間を決める権利もないです。

――宗教団体に対する誹謗はあった?
北野  いえ、全くございません。

――芸能プロダクション社長に対する誹謗、中傷はあった?
北野  いえ、ございません。

――16年前も山本リンダへの発言で謝罪会見があり、これで2度目だが?
北野  あれから重々発言には注意していたのですが、長年続けていると慢心、未熟さ、人間として不徳といたすところが出てきたのだと思う。本当にあのことを考えても、もっと日々、注意しないといけなかったと反省しています。

――これからどうする?
北野  今日から謹慎に入るので、具体的には何も考えていない。全く白紙の状態です。今は、とりあえずもう一度、北野誠という人間をきちんと反省をして、再構築させて頂きたいです。待ってくださる方がいるのはタレントとしては嬉しいが、今の状態では普段の北野誠を出すことは現状、無理だと思っています。見つめ直す期間は絶対に必要だと思っています。ファンの皆さんにはご容赦頂きたいと思っています。今後、自分の気持ちに整理がついたら、何か新たな活動をするかもしれませんが、それは芸能活動に直結するかもわかりませんし、違う道を考えるかもしれません。明確な答えは今、用意していません。

――ラジオ以外の全レギュラー番組を降板するが。
安倍社長  不適切発言を重く受け止めまして、謹慎処分にした以上、各番組にご迷惑がかからないようにいたしますのは、適切な処置だと思っています。

――家族には説明したのか?
北野  (目を潤ませながら)先月末、処分決定後に正直に嫁、息子、娘、年老いた母にも「僕の招いた結果なので、しばらく収入は途絶えるかもしれませんが、父親としてこれを受けとめておりますので、辛抱して欲しい」と伝えました。本当に辛かったです。(伝えて)母も嫁も皆、一応納得してくれました。

――松竹芸能・東京事務所を閉めるという報道もあるが。
安倍社長  全くございません。

――何が悪かったと思っているのか?
北野  それに関して、ここで改めて(詳細を)話すと、また蒸し返すことになって関係者の方々にご迷惑をかけますので、すみませんがご容赦願えればと思います。

――もう少し手前で(発言は)何とかならなかったのか?
安倍社長  会社としても改善の旨は何度も話していたのですが、管理監督責任を十分感じています。もう少し、きちっと改善策を…と反省しています。

――会見を今日にしたのは?
安倍社長  昨日、最後の仕事を終えてすべての番組が終了したのを待って、番組関係者にご迷惑をかけず、今日から謹慎ということで(当日発表と)なりました。会見は前から予定してました。(降板する番組関係者には)ひとつひとつ、説明しました。

――不適切発言の内容に関しては言えないのか?
安倍社長  対象となった方にご迷惑がかかりますので…。

――公共放送で発言したことの理由で、タレントの謹慎は大変なこと。“表現の自由”のなかで話した内容を自主検閲してなぜ全く言えないのか?
安倍社長  さらにご迷惑をおかけしますので…。

――明らかにしないのは、表現の自由に関することですよね?
安倍社長  申し訳ございませんが、冒頭申しましたとおり、個別の案件につきましては言及を避けさせて頂きたいと思います。

――改めて振り返って。
北野  何かを語る時、つい行き過ぎてしまうというのが反省すべき点。自重して言葉を選んで発言しないといけないのに「毒舌タレント」と呼ばれて、そのキャラを演じないといけないとか、自分自身に呪縛を課せていたところがあったと思います。敢えて言わなくていいことを言ったことも多々あったと思います。私のトーク、話芸の未熟さだと思います。

――芸能界にまた戻ってくるんですよね?
北野  ……頑張りたいです。

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