“プリクラブーム”を作ったアトラス、業務用ゲーム事業を3月末で廃止

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 『プリント倶楽部』で“プリクラブーム”を巻き起こしたゲームメーカーのアトラスは6日(金)、業務用ゲーム事業を3月末で廃止することを発表した。同社は廃止の理由について、「原材料の高騰などによる開発コストの上昇」と、それにともなう営業収益の低下を挙げている。なお、カードゲーム機のカードなど、一部の消耗品についてはライセンス事業の一環として供給を継続する。

 同社は1995年にセガと共同開発した写真シール機『プリント倶楽部』を発売。女子高生を中心に評判となり、一大ブームを巻き起こした。同製品の略称である“プリクラ”は現在でも写真シール機の代名詞となっている。

 同社の業務用ゲーム事業は07年3月期、同年7月期(決算期変更による4か月の変則決算)で2期連続の営業損失となっており、08年7月期も低迷。また、昨年から続く景気減退と、それにともなう消費の低迷がアミューズメント業界全体にも広がっていることを受け「当期末における営業損失は免れず、また今後、当社業務用ゲーム関連事業が黒字転換し、収益を確保できる可能性は乏しいとの判断に至った」(同社)という。

 同社は今後、主力事業である家庭用ゲームに「経営資源を集中的に投下する」と述べている。

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