2008年04月15日 11時00分

新入社員は「やる気のない態度」に気をつけろ！

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　初めての通勤に緊張感を隠せなかった新入社員も、４月も半ばに入り、そろそろ自分らしさを出していく時期だ。そして、自分が諸先輩の方々からどう見られているかも気になりはじめる頃だろう。そんな中オリコンが、20代から40代の社会人を対象に「新入社員にしてほしくない行動」についてアンケートを実施。もっとも許せない行動として「やる気のない態度」「無断欠勤」などの回答があがった。

　「新入社員にして欲しくない行動」についてのアンケートを行ったところ、「やる気のない態度・怠慢行為」が68.3％の比較的高い回答率で1位に。今、会社の諸先輩方が新人諸君に対してもっとも忌み嫌っているのはそんな怠慢な態度ということがわかった。なお、それに続いて2位「無断欠勤」、3位「挨拶をしない」があがった。

　「やる気がないなら、なぜうちの職場に来たのか、不思議に思うのは当然でしょう」（東京都／20代／女性）、「一緒に仕事をしていく気持ちを削ぐから」（東京都／20代／男性）などの意見が届き、また、「周囲に悪影響を与える」（大阪府／30代／男性）というように決して1人だけの問題ではないことを訴える意見は、30代以上の男性に目立っていた。

　なお、そんな厳しい意見の中でも真摯に受け止めてみた方が良さそうなのは、5位の「わからない事をそのままにしておく」ではないだろうか。完璧な新入社員なんて実は期待するほうがおかしいもの。わからなければ「わからない」と言えることが大事だ。

　「やる気がない」のが許されるはずもなく、当たり前といえばそれまでの話かもしれないが、自分の思わぬところで「怠慢」と誤解されては元も子もないので、何よりも気を引き締めて仕事に向かうことがこの時期は大切だ。

（4月3日～4月7日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の20代、30代、40代の、男女、各150人、合計900人にインターネット調査したもの）