2012年01月21日 10時00分

【働きビト】職場にライバル「いない」8割強


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 1月21日は幕末1866年の同日、薩長同盟が結ばれたことから“ライバルが手を結ぶ日”といわれている。そこで、今回の社会人コラムORICON STYLE『働きビト』では、「会社内でのライバルの存在」をテーマに調査を実施。お互いを高め合うライバルの存在は、仕事をはじめとする様々な場面において、良い結果をもたらすケースが多いと思われるが、「職場にライバルはいるか?」の問いには、8割強の社会人が【いない】(いない:64.9%、どちらかといえばいない:20.6%)と回答する結果となった。

 職場に切磋琢磨し合う相手が【いない】と答えた人は、男女・世代別のすべてで8割以上。なかでも女性は、約9割(88.2%)と最も高い数値を記録している。理由としては、「個人で仕事内容が違う」(神奈川県/30代/男性)、「職場に立場や年齢が離れた人しかいない」(愛知県/30代/男性)といった自身の職場環境を踏まえた意見のほか、「あまり競い合いは好まない。それよりも協力が大事」(奈良県/40代/女性)というように、競争心よりも同僚に対しての“仲間意識”が色濃くうかがえる意見が目立った。

 これに対して【いる】と回答した人は14.6%。自身がライバルだと思っている存在の数は【1〜3人】(85.5%)が8割以上で最も多かった。その存在によって「メリット・デメリットはあるか?」という質問には、「常に刺激を与えてくれるので、さらなる成長に繋がる」(大阪府/20代/男性)、「あの人には負けたくない! と思うからこそ、常に気を張って業務に打ち込むことが出来る」(滋賀県/40代/女性)といったコメントが寄せられ、7割以上が【メリットがある】と回答している。

 ちなみに、「ライバルが先に出世してしまった場合、素直に喜ぶことが出来るか?」を聞いてみると、6割以上が【喜べない】と回答。その理由としては、「もちろん祝福したいと思うけど正直悔しい」(大分県/20代/女性)とのコメントが大多数を占めた。「負けたくない」という強い気持ちがストレスなどの要因となる可能性もあるものの、個々の能力はもちろん、職場全体の活性化をも促す起爆剤としての一面も持つ“ライバル”の存在。もしも、あなたが“伸び悩んでいる”としたら周囲を見回してみてはいかがだろうか? 飛躍のきっかけを握っている人がそばにいるかもしれない。

【調査概要】
調査時期:2011年12月28日(水)〜2012年1月6日(金)
調査対象:合計900名(※有職者に限る/自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の20代、30代、40代の男女各150名)
調査地域:全国

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