ORICON キャリア

現在地:オリコンキャリアキャリア特集>Vol.07「小泉徳宏監督&亀田誠治」

働きビトinterview

Vol.07 年下上司と年上の部下…ストレスフリーで過ごすコツ

自分の仕事を人に語れる大人へ「音楽はどれだけ多くの人に感動を与えているか」

―― 亀田Pから観て、音楽業界の裏側を描くことに戸惑いはありませんでしたか??

【亀田】全くありませんでした。コミックで描かれている音楽業界と実際の音楽業界の両方を分かりやすく描いている映画になったと思います。

―― 音楽は「お金にならなければ、意味がない」という表現もありましたが。

【亀田】 お金になるならないではなく、どれだけ多くの人に感動を与えているかという事を僕は重視しています。

キャリアの差に捉われるなんてナンセンス!? 若者を口ごもらせない

―― 完成した劇中歌はジャンルも様々ですが、一番苦労された楽曲は?

【小泉】 “ちっぽけ”ですよね〜。(※秋と理子の想いが交錯するバラード「ちっぽけな愛のうた」)

【亀田】 これはクランクインしてから出来上がった曲なんですけど、実は最後のピースをはめてくれたのが、健君でしたね。

【小泉】 そういえますよね。

【亀田】 3回ぐらい緊急ミーティングが開かれて。健君自身も参加して、「僕は演じる中で、こういう気持ちを感じた」というサジェスチョンもあって。僕と監督と健くんとで作り上げた感じかな。

―― 役者さんたちの体温がどんどん上がっていく作品は、本当に幸せですよね。

【小泉】 そうですね。僕は積極的に役者陣の意見も聞くべきだと思っているタイプだったので、いい雰囲気のまま3人が円陣を組めました。

【亀田】 僕にとっても「ヒントくれてありがとう!」って。

【小泉】 もし、僕がすっごい年配の大ベテランと言われるような監督だったり、亀田さんのこういうお人柄がなければ、きっとありえなかったことでしょうね。

映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』

出演:佐藤健、三浦翔平、大原櫻子 ほか

監督:小泉徳宏/音楽プロデューサー:亀田誠治

原作:「カノジョは嘘を愛しすぎてる」

(著・青木琴美 小学館「Cheese!」連載)

http://kanouso-movie.com(全国公開中)

(c)2013 青木琴美・小学館/「カノジョは嘘を愛しすぎてる」
製作委員会



英会話スクール/英会話教室ランキング

キャリア特集 一覧

【働きビト】Vol.16 長澤まさみ“頑張りすぎない”働き方のルール
【働きビト】Vol.16 長澤まさみ“頑張りすぎない”働き方のルール

女優の長澤まさみが、映画『アイアムアヒーロー』で念願のアクションに挑戦。撮影の裏側はもちろん、デビュー17年目を迎えた今いい意味で「なるべく適当に」が自分ルールになっているという、彼女の“仕事との向き合い方”にも迫った! 

【働きビト】Vol.15 アミューズの“落ちこぼれ劇団”10周年の決意
【働きビト】Vol.15 アミューズの“落ちこぼれ劇団”10周年の決意

赤字になったら即解散という厳しいルールの元、活動する大手事務所・アミューズの“落ちこぼれ”演劇集団・劇団プレステージ。暗黒時代を味わったメンバーが語る、地道にキャリアを積むことの強み。そして、節目に思う新たな危機感とは?

嬉野雅道
【働きビト】Vol.14 嬉野雅道、『水曜どう』に出会って感じた仕事のおもしろさ

北海道発の人気ローカル番組『水曜どうでしょう』のカメラ担当ディレクター・嬉野雅道。御年56歳、『どうでしょう』との出会いは、一介のサラリーマン人生にどんな影響を与えたのか? 出演陣との関係性や番組成功の裏側にも迫る!

ケラリーノ・サンドロヴィッチ
【働きビト】Vol.13 演劇界の鬼才ケラリーノ・サンドロヴィッチの作品作りの源泉

ドラマ『怪奇恋愛作戦』(テレビ東京系)で、連ドラのシリーズ監督に初挑戦するケラリーノ・サンドロヴィッチ。52歳にして新たな試みに挑む彼の、長年に渡り第一線で活躍し続ける仕事への向き合い方とは…?

豊川悦司
【働きビト】Vol.12 豊川悦司が語る、過酷すぎる山岳ロケの裏舞台

俳優・豊川悦司が、木村大作監督の最新作『春を背負って』撮影のため、1ヶ月半に及ぶ過酷な山岳ロケに参加。壮大な立山連峰に響きわたる、木村監督の「バカヤロウ」の怒号に、ベテラン俳優が感じたものとは?

大泉洋
【働きビト】Vol.11 大泉洋の仕事論「どんなにボロボロでも続ける美学」

北海道のローカルタレントからスタートし、今や年に何本も主演作が公開されるなど、押しも押されもせぬ人気俳優となった大泉洋が登場! 主演作の映画『青天の霹靂』の撮影秘話や、役者を「辞める覚悟はできている」という仕事への覚悟まで、大泉らしい役者論を語りつくす。