2017年12月26日 15時51分

第二新卒必見!転職エージェントを利用してキャリアアップを図るノウハウ

第二新卒が転職でキャリアアップするための転職エージェントの活用方法について紹介(写真はイメージ) [拡大する]

第二新卒が転職でキャリアアップするための転職エージェントの活用方法について紹介(写真はイメージ)

 転職エージェントは、キャリアを積んだビジネスマンが、キャリアアップやより条件の良い企業に入社するために活用するもの」というイメージがあると思う。しかし、第二新卒でもエージェントの選び方や活用の仕方によっては、キャリアアップにつなげることが可能だ。転職に悩んでいるという第二新卒の方は、ここで紹介する転職エージェントの活用方法を参考にしてみてはどうだろうか。

■第二新卒の定義とは?

 転職において、第二新卒の定義とはどのようなものだろうか。一般的に、第二新卒は新卒入社から3年未満の転職希望者を指す。しかし、企業や人事によって認識が異なることがあるため、注意しよう。

 第二新卒者は社会人3年未満ということもあり、スキルや経験は一般的な転職と比較して、それほど重視されない。スキルや経験よりも、基本的なビジネスマナーやポテンシャルを見て採用を決める企業が多い。

■第二新卒が転職でキャリアアップするためには?

 単に転職をするのではなく、キャリアアップを目指すとなると、それなりの準備や対策が必要だ。キャリアアップの目標を明確にしたり、転職エージェントに登録したりすることで、第二新卒でもキャリアアップできる可能性が高くなる。

【何をもってキャリアアップとするか決める】

 単にキャリアアップといっても、給与や年収アップといった待遇面を優先させたいのか、スキルアップを狙いたいのか、大企業への転職のような企業ブランド面を重視したいのかなどによって、転職のしやすさや対策も変わってくる。転職で優先させたいポイントを決めておくと、応募先選びや適切な転職理由の作成もしやすくなる。

【転職エージェントの情報を活用する】

 転職エージェントは、第二新卒に特化したサービスを展開している会社も多く、転職サイトには掲載されていないような求人も紹介してくれる。場合によっては「職務経験3年以上」をうたっている会社でも、エージェントを通すことで、採用対象範囲に含めてもらえることもあるようだ。

 また、キャリアアップを狙う第二新卒の、転職ならではの知識や情報を提供してくれるコンサルタントに出会えれば、案件紹介だけでなく履歴書添削や面接対策など、転職活動におけるサポートもより丁寧に受けることができるだろう。

【同職種での転職がおすすめ】

 スキルや経験の少ない第二新卒でキャリアアップを目指した転職をするためには、同職種での転職が推奨されている。職種自体の経験年数も3年未満の第二新卒だが、短いなりにそれまでに得てきた経験やスキルを活かした転職が、キャリアアップにもつながるのだ。第二新卒で未経験職種への転職及びキャリアアップとなると、転職エージェントが紹介できる案件も極端に少なくなるのが現実だろう。

■第二新卒転職に強い転職エージェントの選び方

 第二新卒の転職で、キャリアアップも目指すとなると、利用する転職エージェントも、どこでもいいというわけにはいかない。転職エージェントの選び方を見ていこう。

【複数のエージェントに登録する】

 まず、利用する転職エージェントは最初から1社に絞らず、複数登録することがおすすめだ。これは、第二新卒に限ったことではないが、1社のみでは担当のコンサルタントと相性が悪かった場合、転職活動に影響する。また、複数の転職エージェントに登録することで、紹介してもらえる案件の幅も広がる。複数社のエージェントを利用し、相性が良くサービスの質も高いと感じるところを選ぶようにするといいだろう。

【第二新卒の転職実績やノウハウが豊富か?】

 転職エージェントにも会社によって強みが異なり、総合転職型のエージェントもあれば、ある業界や職種に特化したエージェントもある。数あるエージェントの中から、第二新卒の転職実績やキャリアアップ転職のノウハウが豊富なところを探してみよう。大手の総合転職エージェントは、第二新卒の転職に関しても評判が高いところが多くある。逆に、明らかな「ハイクラス」「エグゼクティブ」向けのエージェントは、第二新卒はターゲットとしていないので避けよう。

【紹介される案件・コンサルタントともに質が高いか?】

 第二新卒でキャリアアップも目指す転職となると、ある程度紹介される案件やサポートをしてくれるコンサルタントの質も重視したいところだ。質の低い案件を紹介された上、無理に成約を急かすコンサルタントにあたってしまうようなことを避けるために、口コミなども含めてチェックしておこう。

【フリーターや就活失敗者向けのエージェントも】

 転職エージェントによっては、フリーターや就活失敗者向けとして、採用ハードルの低い企業をメインに紹介しているところもある。「転職はできたけれども前職のほうがマシだった」という結果では意味がない。第二新卒でキャリアアップを目指すのであれば、ある程度紹介される案件全体の質も重視したいところだ。

■転職エージェントを利用するなら早期転職を目指そう

 転職エージェントは、転職希望者の転職決定をもって利益を得ているため、できるだけ早期の成約を望んでいる。そのこともあり、早期の転職に前向きな人ほど優先的に案件を紹介してもらえる傾向がある。転職期間を半年から1年と長く見積もっている人には、転職エージェントの利用はおすすめできない。

■第二新卒が転職エージェントでキャリアアップを目指すなら

 第二新卒の転職でキャリアアップをするために、転職エージェントを活用する方法について紹介してきた。転職エージェントの中には、第二新卒に特化した案件紹介やサポートを行っているエージェントも多く、うまく活用することでキャリアアップも十分に成功させられる可能性がある。ここで紹介したようなポイントを心掛け、エージェントのサポートを最大限に活用しよう。

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