世代ごとに変わる?失敗しない職務経歴書の書き方

世代によって書き方のポイントが変わる 失敗しない職務経歴書の書き方を紹介(写真はイメージ) [拡大する]

世代によって書き方のポイントが変わる 失敗しない職務経歴書の書き方を紹介(写真はイメージ)

 転職の際、志望先企業への最初のアプローチは履歴書と職務経歴書となる。面接のステップに進むためにも、失敗しないエントリー書類を提出したいものだ。履歴書については、新卒時だけでなくアルバイトの応募などでも作成する機会があるので、あまり悩まないかもしれない。しかし、職務経歴書は、経験やスキルをアピールする必要があるので、第二新卒か、またはそれ以降の年代かによって、書き方のポイントが変わってくる。ここでは、失敗しない職務経歴書の書き方を紹介する。

■職務経歴書のまとめ方

 職務経歴のまとめ方としては、「編年体式」「逆編年体式」「キャリア形式」の3タイプのいずれかで書くと採用担当者にわかりやすくなる。自分のアピールしたい内容に合ったまとめ方を選んで作成しよう。

・編年体式

 編年体式は、時系列的に経歴を書く形式で、ずっと同じ業種・業務内容で働いてきた人におすすめの書き方だ。入社と退社のあいだに、詳しい仕事内容や実績、工夫した点などを記載する。特にアピールしたいポイントが埋もれてしまわないように、アピールポイントには下線を引くなどの工夫をしよう。

・逆編年体式

 逆編年体式は、編年体式とは逆に、直近の経歴からさかのぼって記載していく形式だ。過去の経験やスキルよりも、直近のものをアピールしたいという人に向いている。特に、キャリアアップ指向の強い外資系企業に提出する際によく用いられている。

・キャリア形式

 キャリア形式は、業務ごとに項目を作る書き方だ。時系列も気にせず、アピールしたい内容から書いていくことが可能だ。専門的な経験やスキルが必要な技術職などの場合、業務内容やプロジェクトごとに記載できるのでおすすめだ。しかし、いきなりこの形式で書き出してしまうと、どうしても時系列ごとの経歴がわかりにくくなってしまうため、できれば冒頭に略歴を記載しておくなど、採用担当者にわかりやすい配慮も必要だ。

■転職成功をつかむ職務経歴書作成のポイント

 職務経歴書は、だらだらとした長い文章で書くと採用担当者に悪い印象を与えてしまう。また、守秘義務をきちんと守るなど、社会人としてマナーを守った書類作成を心掛けよう。そこで、次のようなポイントを意識して作成することをおすすめする。

・文章は短文・体言止めで

 自己PRや志望動機といった項目は「です・ます調」の文章だが、職務経歴の文体は基本的に「○○に配属」「△△の作成」といった体言止めを意識しよう。長文ではなく、簡潔に短文でまとめていこう。

・年号は統一して、会社名や資格は正式名称で

 職務経歴書だけでなく、履歴書や送付状などすべての提出書類の年号(和暦・西暦)を統一するように注意しよう。また、(株)などは使わず、企業名を正式名称で記載することも大切だ。資格を書く際も必ず正式名称を確認し、記載することをおすすめする。

・守秘義務に注意

 ビジネスモラルを疑われないためにも、守秘義務のある取引企業名や商品名は、職務経歴書に記載しないようにしよう。伏せて記載する場合は、「大手○○部品メーカー」「○○トップクラスの△△商品開発」のような書き方にする。

・業績面での貢献や売上高、顧客満足向上などを記載

 基本的な企業情報と業務内容をまとめたら、貢献内容や売上高などの実績を、具体的に記載しておくことも大切だ。数値データなどを用いることで実績が可視化されるので、自分のアピールポイントも伝わりやすくなる。ここも長文ではなく、簡潔な短文で、箇条書きで記載しよう。

■年代ごとの書き方のポイント

 職務経歴書は、「第二新卒」や「20代後半〜30代」、役職クラスの「30代後半〜40代」と、年代ごとにアピールすべき内容や書き方のポイントが変わってくる。自分の年齢と経験・スキルに適した書き方を押さえておこう。

・第二新卒

 第二新卒は社会人経験も少ないため、アピールすべきことは少ないと思う。だからといって、極端に内容が少なかったり、新卒時のように学生時代のアピールばかりをしてしまったりということはNGだ。経歴をわかりやすくまとめたら、業務の中で設定した目標や努力したこと、工夫した点などを記載しよう。

・20代後半〜30代

 キャリアも充実してきた20代後半から30代の人の職務経歴書では、具体的な実績や経験・スキルなどの記載が必要だ。提出先企業の求める人材として、適切なアピールをしていこう。

・30代後半〜40代

 30代後半から40代は、社会人経験も長くなってきた年代だ。そのため、記載する職務経歴を簡潔にまとめていかないと必要以上に長くなってしまうため、採用担当者に「何がポイントなのか」が伝わらない。この年代の採用は、管理職としてのポストを見据えた採用であるケースが多いので、マネジメントスキルの観点から整理してみるのもいいだろう。

■自分の経歴や年代に合わせた書き方を

 職務経歴書について、経歴のまとめ方の種類や書き方で注意すべきこと、年代ごとの書き方のポイントを紹介した。履歴書と合わせて自分のスキルや経験をしっかりアピールできるよう、丁寧に作成していくことを心掛けよう。不安な点がある人は、作成した職務経歴書を自分以外の誰かにチェックしてもらうこともおすすめだ。

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