看護師の資格を活かせる仕事20選!病院以外でできる職種を紹介

看護師の資格を活かせる仕事20選!病院以外でできる職種を紹介

看護師の資格を持っていても、必ずしも病院で働く必要はありません。医療関連施設、介護・福祉分野、子ども・教育分野、一般企業など、看護師の資格を活かせる場所は実に多様です。

この記事では、診療所や美容クリニック、企業内看護師からシップナースまで、病院以外でできる仕事を20種類紹介します。キャリアの幅を広げたい看護師や、働き方を見直したい方は、自分に合った新たな職場を見つけるヒントが得られるでしょう。

mokuji目次

  1. 医療関連施設で看護師資格を活かせる職種
    1. 診療所・クリニックの看護師
    2. 美容クリニックの看護師
    3. 訪問看護ステーションの看護師
    4. 健診・検診センターの看護師
    5. 献血センターの看護師
  2. 介護・福祉分野で看護師資格を活かせる職種
    1. 介護施設の看護師
    2. 看護小規模多機能型居宅介護の看護師
    3. 障がい者支援施設の看護師
  3. 子ども・教育分野で看護師資格を活かせる職種
    1. 保育園・認定こども園の看護師
    2. 病児保育の看護師
    3. 乳児院の看護師
    4. 看護教員(看護学校の教員)
  4. 一般企業で看護師資格を活かせる職種
    1. 産業看護師(企業内看護師)
    2. クリニカルスペシャリスト(医療機器メーカー)
    3. 治験コーディネーター(CRC)
    4. 医療系コールセンターの相談員
  5. 看護師資格を活かせる珍しい職種
    1. イベントナース・ツアーナース
    2. シップナース(船舶看護師)
    3. 刑務所看護師
    4. 医療ライター
  6. 看護師資格を活かせる求人の探し方
    1. 転職エージェントを活用する
    2. 転職サイトを活用する
  7. 看護師資格を活かしてできる仕事を転職サービスを活用して探そう!

医療関連施設で看護師資格を活かせる職種

医療関連施設で看護師資格を活かせる職種

看護師の資格は、病院だけでなくさまざまな医療関連施設で活かすことができます。以下の職種は、看護師としての知識や経験を十分に発揮できる環境です。
もしも、医療関連施設などへの転職をお考えの方は、オリコンの「看護師転職ランキング」を参考に、自分の希望に合った求人を探してみることをおすすめします。

それでは、各職種について詳しく見ていきましょう。

診療所・クリニックの看護師

診療所やクリニックは、ベッド数19床以下の医療機関で、病院に比べて設備や建物の構造基準が緩和されています。
看護師の業務は、問診、採血、注射などの診療補助だけでなく、医療器具の洗浄・消毒、医薬品管理、さらには受付業務や清掃まで幅広く担当することもあります。メリットは夜勤がほとんどなく、働きやすい勤務時間が多いことです。
一方で、少人数体制のため、幅広い業務に対応できる柔軟性や臨機応変な対応力が求められます。病院よりも急変対応は少ないですが、地域医療の最前線としてやりがいを感じられる職場です。

美容クリニックの看護師

美容クリニックは、大きく美容皮膚科と美容外科に分かれます。美容皮膚科では医療脱毛やレーザー治療などを行い、美容外科では二重手術や豊胸手術といった美容整形を提供しています。
看護師の主な業務は、施術の説明やカウンセリング、レーザー照射・注射といった医療行為の実施、アフターケア指導などです。病院と異なり、ホスピタリティの高さや営業スキルが重視され、多くのクリニックではノルマ達成によるインセンティブ制度があります。
接客業の要素が強く、コミュニケーション能力の高い看護師は高収入を得られる可能性があるでしょう。

訪問看護ステーションの看護師

訪問看護は、利用者の自宅や施設を訪問して医療ケアを提供するサービスです。高齢化の進行や在宅医療の推進により、訪問看護の需要は近年大きく増加しています。
業務内容は、対象は医師の「訪問看護指示書」があれば、乳幼児から高齢者まで幅広く、点滴や浣腸・摘便、褥瘡管理、経管栄養などの医療的ケアから生活支援まで多岐にわたります。病院とは異なり、一人で利用者宅を訪問するため、自律的な判断力や臨機応変に対応する力が求められます。
基本的に日勤のみで、利用者一人ひとりに寄り添ったケアを提供できるやりがいのある仕事です。

健診・検診センターの看護師

健診センターは一般的な健康診断を行い、検診センターは特定疾患の早期発見を目的とした検査を行う施設です。
看護師の主な業務は採血や心電図検査、視覚・聴覚検査などの実施と、検査中に体調不良を訴えた方への対応です。多くの施設では受付業務と看護業務を兼務することもあり、施設運営の中心的役割を担います。
基本的に日勤のみで夜勤はなく、緊急対応が少ないため精神的負担が少ないのが特徴です。定型業務が多いため、正確さを重視する方や、患者と短時間でも丁寧に関わりたい方に向いている職場と言えるでしょう。

献血センターの看護師

献血センターの看護師は、主に献血の実施から献血後のケアまでを担当します。
一日の流れとしては、朝の準備から始まり、来場者への問診、採血、体調不良者への対応、最後に機材の片付けと消毒を行います。採血業務が中心となるため、静脈穿刺の技術を磨くことができ、採血のスペシャリストとしてのキャリアを築くことができます。
勤務は基本的に日勤のみで残業も少なく、ライフワークバランスを重視する方に適しています。ただし、人気の高い職場であるため応募倍率は高く、競争率の高い求人となっています。

介護・福祉分野で看護師資格を活かせる職種

介護・福祉分野で看護師資格を活かせる職種

看護師の資格は介護・福祉分野でも大いに活かすことができます。医療的知識を持つ専門職として、高齢者や障がい者のケアに貢献できる職種があります。具体的には以下のとおりです。
介護・福祉分野への転職をお考えの方は、オリコンの「介護転職ランキング」を参考に、自分に合った転職サイトを探してみることをおすすめします。それでは、それぞれの職種について詳しく見ていきましょう。

介護施設の看護師

介護施設には、特別養護老人ホーム(特養)、介護老人保健施設(老健)、有料老人ホームなどさまざまな種類があります。

特養は原則として要介護3以上の高齢者が入所でき、看取りまで対応する施設です。老健は在宅復帰を目指したリハビリ中心の施設で、医師の常勤と看護師の常駐が義務付けられています。有料老人ホームは民間運営で、サービス内容は施設によって異なります。
介護施設の看護師は、服薬管理、バイタルチェック、経管栄養、褥瘡管理などの医療的ケアを担当し、利用者の健康状態の変化を早期に発見する役割を果たします。介護職員と密に連携しながら、専門的な医療知識を活かして利用者の健康管理を行うのが特徴です。

看護小規模多機能型居宅介護の看護師

看護小規模多機能型居宅介護は、訪問介護、通所介護、短期入所の3つのサービスに訪問看護の機能を加えた複合的な介護保険サービスです。定員は29人と少なく、一つの事業所内で「訪問」「通い」「泊まり」のサービスをシームレスに提供できるのが特徴です。
看護師は、要介護1〜5の利用者に対して、安否確認から服薬介助、経管栄養の処置まで幅広い医療的ケアを担当します。利用者の状態に応じて柔軟にサービスを組み合わせる必要があるため、臨機応変な対応力と幅広い視野を持つ看護師に向いています。
医療と介護の両方の視点から利用者の「その人らしい暮らし」を支えるやりがいのある仕事です。

障がい者支援施設の看護師

障がい者支援施設には、身体・知的・精神に障がいを持つ方の入所施設や通所施設、グループホーム、児童発達支援事業所、放課後等デイサービスなどさまざまな種類があります。
看護師は健康管理やバイタルチェック、服薬管理に加え、人工呼吸器の管理、喀痰吸引、経管栄養などの医療的ケアを行います。また、排泄・更衣介助といった生活介護も担当することがあります。医療的ケアの必要な障がい児・者が増加傾向にあるため、看護師の需要は高まっています。
障がいの特性を理解し、利用者一人ひとりに寄り添う姿勢と、多職種と連携するコミュニケーション能力が求められる職場です。

子ども・教育分野で看護師資格を活かせる職種

子ども・教育分野で看護師資格を活かせる職種

看護師の資格は子どもの健康と成長をサポートする場面でも大いに活かすことができます。子どもたちの健やかな発達を医療の専門知識を持って支える職種として、以下のようなものがあります。
これらの職種では、子どもの健康管理から次世代の看護師育成まで、さまざまな形で看護の専門性を発揮できます。それぞれの職種について詳しく見ていきましょう。

保育園・認定こども園の看護師

保育園や認定こども園での看護師の需要は年々高まっています。厚生労働省は保育所に看護師を配置するよう推奨しており、看護師1名に限り保育士としてカウントできる制度を設けています。認定こども園では、乳児4人以上を預かる場合、看護師1人を保育士としてカウント可能です。
主な業務は、園児の健康観察やケガ・病気の応急処置、感染症対策、園内の衛生管理などです。また、健康診断の補助や「ほけんだより」の作成、保護者への保健指導なども担当します。保育士と連携しながら園児の健康を見守り、場合によってはクラス担任として保育業務を担うこともあります。
子どもが好きな方や、医療と教育の両面から子どもの成長に関わりたい方に向いている職場です。

病児保育の看護師

病児保育は、風邪やインフルエンザなど病気を発症して通常の保育園に通えない子どもを一時的に預かるサービスです。「病児保育士」として働く看護師は、子どもの看病が主な業務となります。
具体的には、体温や食事量などのバイタル管理、投薬管理、症状の観察と記録、医師への報告などを行います。また、子どもの体調に合わせた遊びの提供や、保護者への引き渡し時の状態説明も重要な業務です。子どもの急な体調変化に対応できる判断力と、小児の病気に関する知識が求められます。
病院での小児看護の経験は直接活かすことができますが、経験がなくても子どもが好きな方や、一人ひとりの子どもと丁寧に向き合いたい方にとって、やりがいのある仕事です。

乳児院の看護師

乳児院は、保護者の養育が受けられない0〜2歳(場合によっては就学前)の乳幼児を保護し、養育する施設です。乳児10人に対して看護師2人以上の配置が義務付けられており、看護師の需要が高い職場となっています。
業務内容は、日々の健康観察と体調管理、服薬管理、病気の児童への処置だけでなく、食事、睡眠、排泄、入浴、遊びなど日常生活のすべての面をサポートします。健康面だけでなく、成長発達も見守り、親に代わって子どもの成長を支える役割を担います。
医療的ケアが必要な子どもも多く入所しているため、小児看護の専門知識が活かせる場面も多いです。子どもの発達に関心があり、愛情を持って接することができる方に向いている職場です。

看護教員(看護学校の教員)

看護教員になるためには、5年以上の臨床経験が必要です。その上で、看護教員養成講習を修了するか、大学で教育に関する科目を履修し卒業した後、看護師として専門領域の業務に3年以上従事するという条件があります。
看護系大学や看護専門学校での業務内容は、講義や実習指導が中心で、テストの作成・採点、レポートの添削、学生の評価なども行います。また、学内実習や病棟実習の引率・指導も重要な仕事です。
看護教員は直接看護業務を行わないため自身の看護技術向上につながりにくい一方、最新の医療知識を学び続ける必要があります。次世代の看護師を育成する使命感と、教えることへの情熱を持つ方に向いている職種といえるでしょう。

一般企業で看護師資格を活かせる職種

一般企業で看護師資格を活かせる職種

看護師の資格や経験は、一般企業でも十分に活かせます。医療の専門知識を持つ人材として、さまざまな企業から求められています。具体的には、以下のような職種があります。
これらの職種は病院とは全く異なる環境で、看護師としての専門性を発揮できる場です。それぞれの職種について詳しく見ていきましょう。

産業看護師(企業内看護師)

産業看護師は、一般企業の医務室や人事課に勤務し、従業員の健康管理を担当します。
産業看護師は、一般企業の医務室や人事課に勤務し、従業員の健康管理を担当します。具体的には、健康診断の実施と事後フォロー、メンタルヘルスケア、ストレスチェックの実施と面談、生活習慣病予防の健康指導などが主な業務です。また、職場巡視による作業環境の改善提案や、急な怪我や体調不良への対応も行います。
勤務形態は基本的に平日日勤のみで、土日祝日は休みとなることが多く、夜勤もないため、ワークライフバランスを重視したい方に向いています。

給与水準は病院勤務と比べると夜勤手当がなくなるため若干下がることがありますが、大企業では福利厚生が充実していることが多く、総合的な待遇は良好です。病気の治療ではなく予防に重点を置いた看護が実践できる職場です。

クリニカルスペシャリスト(医療機器メーカー)

クリニカルスペシャリスト(フィールドナース)は、医療機器メーカーに勤務し、自社製品の販売促進やサポートを行う職種です。
クリニカルスペシャリスト(フィールドナース)は、医療機器メーカーに勤務し、自社製品の販売促進やサポートを行う職種です。

主な業務は、医師や看護師などの医療従事者に向けた製品のプレゼンテーションやデモンストレーション、アフターサポートです。手術室や救急治療の現場で取り扱う医療機器が多いため、これらの経験が役立ちます。
必要なスキルとしては、医療現場での経験に加え、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力、ビジネスマナーやパソコンスキルも求められます。看護の専門知識と営業力を兼ね備えることで、高収入を得られる可能性があり、キャリアアップの道も広がっています。

医療と企業の両方の視点を持ち、最新の医療機器に関わりたい方に向いている職種です。

治験コーディネーター(CRC)

治験コーディネーター(CRC)は、新薬開発の最終段階で行われる臨床試験(治験)の調整役を担います。医療機関の治験事務局に直接雇用されるケースと、民間の治験施設支援機関から派遣されるケースがあります。
主な業務は、被験者の選定補助や治験スケジュールの調整、服薬管理、症状の観察・記録、製薬会社への報告書作成などです。
CRCは製薬会社と医療機関、被験者の間に立ち、治験がスムーズに進むようサポートします。治験の内容や薬剤に関する説明を被験者に分かりやすく伝える必要があるため、コミュニケーション能力と医学知識の両方が求められます。

細かい規則を守り、正確な記録を取ることが重要なため、几帳面で責任感のある看護師に向いています。医薬品開発の最前線で働くやりがいのある仕事です。

医療系コールセンターの相談員

医療系コールセンターの相談員は、健康や医療に関する相談に電話で対応する仕事です。自治体が運営する健康相談窓口や救急相談、感染症相談のほか、保険会社や医療機器メーカーなどの企業が提供する健康相談サービスなど、勤務先によって対応内容は多岐にわたります。
求められるのは、医療知識だけでなく、相手の話を丁寧に聴く傾聴力と、状況を素早く判断して適切なアドバイスを行う能力です。また、電話口で分かりやすく説明するコミュニケーション能力も重要です。
勤務形態は企業によって異なりますが、24時間対応のコールセンターでは夜勤がある場合もあります。一方で、日中のみの勤務も多く、体力的な負担が少なく、直接的な医療行為を行わないため、精神的負担も比較的軽減される職場といえるでしょう。

看護師資格を活かせる珍しい職種

看護師資格を活かせる珍しい職種

看護師の資格は、一般的な医療機関だけでなく、もっと珍しい職種でも活かすことができます。冒険心のある方や、独自のキャリアパスを築きたい方にとって、以下などが選択肢となるでしょう。
これらの職種は、看護師としての知識や経験を活かしながら、一般的な病院勤務とは全く異なる環境で働ける魅力があります。それぞれの職種について詳しく見ていきましょう。

イベントナース・ツアーナース

イベントナースは、コンサートやスポーツ大会などのイベント会場に設置される救護室で急病人やケガ人の応急処置や救急搬送の判断を行います。一方、ツアーナースは修学旅行や社員旅行などの団体旅行に同行し、参加者の健康管理や急病・ケガへの対応を担当します。
両者の違いは、イベントナースがその日限りの単発勤務であることに対し、ツアーナースは旅行期間中継続して同行する点です。
イベントナースは多くの場合、派遣会社に登録して単発のアルバイトとして働く形態が主流です。そのため、本業の看護師として働きながら休日に副業として働くことも可能です。
旅行や音楽、スポーツが好きな方にとっては、趣味と仕事を両立できる魅力的な選択肢といえるでしょう。

シップナース(船舶看護師)

シップナースは、クルーズ客船や海洋調査船などに乗船し、乗客や乗務員の健康管理や急病・ケガの対応を行う看護師です。数日から数ヶ月に及ぶ航海中は、近くに医療機関がないため、シップナースは限られた医療設備の中でさまざまな症状に対応する必要があります。
船上では急な病気やケガにすぐ対応できる医療機関がないため、臨機応変に対応する能力が求められます。具体的な業務としては、乗客・乗員の健康相談、急病・ケガの応急処置、持病のある方の体調管理などがあります。また、寄港地での医療機関への付き添いも重要な役割です。
外国人乗客が多い豪華客船では英会話能力が必須とされ、救急外来での勤務経験がある方が優遇される傾向にあります。求人は限られていますが、世界中を旅しながら働ける貴重な機会です。

刑務所看護師

刑務所看護師は、刑務所に勤務して受刑者の健康管理やケガ・病気の対応、健診の補助などを行います。一般刑務所と医療刑務所の2種類があり、勤務内容は配属先によって異なります。
一般刑務所では主に健康管理や応急処置が中心ですが、医療刑務所では身体的または精神的に疾患を抱えた受刑者に対し、一般病院と同様の看護業務を行います。医療刑務所では夜勤もあり、より専門的な医療ケアを提供します。
刑務所は法務省管轄の行政機関であるため、刑務所看護師は国家公務員として採用されます。安全のため、看護師一人では対応せず、必ず刑務官や法務教官が付き添うという特徴があります。国家公務員としての安定した身分と福利厚生が魅力ですが、応募条件は厳しい傾向にあります。

医療ライター

医療ライターは、看護師の資格や知識を活かして、医療・看護に関する専門的な記事やコンテンツを作成する仕事です。Webサイトや書籍、雑誌などに掲載する記事の執筆や監修を行います。医療知識を必要とする内容では、看護師の資格を持つライターは重宝されます。
働き方としては、Webサイト運営会社や出版社に直接雇用されるケースと、フリーランスとして活動するケースがあります。フリーランスの場合、クラウドソーシングサイトで募集されている案件に応募したりして案件を獲得します。
まずはクラウドソーシングサイトに登録し、小さな案件から経験を積んでいくのが一般的です。

看護師としての専門知識と文章力を活かして、自宅など好きな場所で働ける柔軟性が魅力ですが、安定した収入を得るためには、クライアントとの信頼関係構築やコンスタントな案件獲得が必要となります。

看護師資格を活かせる求人の探し方

看護師資格を活かせる求人の探し方

看護師の資格を活かして病院以外の分野で働きたい場合、転職エージェントや転職サイトの活用がおすすめです。

これらのサービスには、医療機関だけでなく介護施設、保育園、一般企業など幅広い求人情報が掲載されています。また、自分のスキルや希望条件に合った職場を効率的に探せるだけでなく、転職活動のサポートも受けられます。

看護師資格を活かした多彩な働き方を実現するために、専門的なサービスを利用して理想の職場を見つけていきましょう。

転職エージェントを活用する

転職エージェントを利用すると、看護師資格を活かせる多様な職場の中から自分に合った仕事を見つけやすくなります。転職エージェントのキャリアアドバイザーは、看護師の転職市場に精通しており、あなたの経験やスキル、希望条件を丁寧にヒアリングした上で最適な求人を紹介してくれます。

また、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、給与交渉のサポートなど、転職活動全般をバックアップしてくれるのも大きなメリットです。非公開求人の紹介を受けられることも多く、自分だけでは見つけられない好条件の職場と出会える可能性が高まります。

転職エージェントを探す際は、オリコンの「看護師転職ランキング」を参考にするとよいでしょう。また、介護・福祉分野で看護師資格を活かしたい方はオリコンの「介護転職ランキング」も参照することをおすすめします。

転職サイトを活用する

転職サイトは、自分のペースで多くの求人情報を比較検討できます。条件検索機能を使えば、勤務地、職種、年収、勤務形態などの条件で絞り込みができ、自分の希望に合った求人を効率的に探せます。看護師資格を活かせる多様な職場の情報が一度に閲覧できるのが魅力です。

多くの転職サイトでは会員登録すると、スカウトメールやお気に入り求人の保存、適性診断ツールの利用などさまざまなサービスが受けられます。自分の市場価値を知る機会にもなり、キャリアプランを考える上で役立つでしょう。

転職サイト探しには、オリコンの「転職サイト 医療・介護・福祉系ランキング」を参考にするとよいでしょう。また、企業内看護師や医療機器メーカーなど一般企業への転職を考えている方は、医療系に限らず一般的な「転職サイトランキング」も併せてチェックすることで、より選択肢が広がります。

看護師資格を活かしてできる仕事を転職サービスを活用して探そう!

この記事では、看護師の資格を活かせる20の職種を紹介してきました。医療関連施設から介護・福祉分野、子ども・教育分野、一般企業、さらには珍しい職種まで、看護師の活躍できる場所は実に多様です。あなたのライフスタイルやキャリアプランに合わせて、新たな可能性を探してみてはいかがでしょうか。

オリコン顧客満足度ランキングでは、実際に転職サービスを利用した方へのアンケート調査をもとに算出した「看護師転職ランキング」を発表しています。

看護師資格を活かせる職場への転職を検討される際は、こちらもぜひ参考にしていただき、自分に合ったより良い選択肢を見つけてみてください。

※本記事では一般的な例をもとに情報をまとめています。また、情報は公開日現在のものです。
PR
オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について
PR

\ 1,017人が選んだ /
看護師転職ランキングを見る