若年層は休みや労働時間を重視 転職活動に関する調査結果

 「働き方改革」が叫ばれて以降、労働者が個々の事情に応じて多様な働き方を選択できる社会を目指し、さまざまな法改正をはじめとした取り組みが行われてきた。さらに、ここ数年は有効求人倍率も回復基調で推移している。このような変化の中で、人々の転職に対する意識はどのように変化しているのだろうか。今回は、転職サイトを利用し実際に転職したことのある1420人に回答を得た結果をまとめた。
【調査結果概要】
・転職活動の方法 はたらいく利用者はハローワーク併用比率が高い
・転職理由は全世代通して「給料面の不満」が最多
・転職までの期間 はたらいくは3割が「2週間以内」
・転職先を選んだ理由 10・20代は休みや労働時間を重視

転職活動の方法 はたらいく利用者はハローワーク併用比率が高い

 転職活動の方法を尋ねたところ、転職サイトのほかに「転職エージェントを利用」「ハローワークを利用」(それぞれ併用含む) と答えた人と、「転職サイトのみを利用」と答えた人はおよそ3割ずつという結果だった。

 利用している転職サイト別の回答では、エン転職、リクナビはほぼ同じ傾向となった。マイナビはわずかにエージェント併用比率が低くハローワーク併用比率が高いのに対し、dodaはエージェント併用比率が高い。反対に、はたらいくはハローワーク併用比率が高いという傾向がみられた。

転職理由は全世代通して「給料面の不満」が最多

 転職しようと思った理由は、全世代共通して「給料面で不満があった」「上司・経営者への不満があった」との回答が多い。一方で10代、20代は「労働時間に不満があった」「仕事内容を変えたかった/他にやりたい仕事があった」「土・日・祝日に休みたかった」「休みが少なかった」などの理由が多い傾向にある。

 50代では、「会社の経営方針が変化した」「契約満了や定年、リストラ、会社の倒産などの理由で退職せざるを得なくなった」という理由が比較的多い。

 利用サイト別の結果を見ると、dodaユーザーは他社ユーザーと比べてキャリアアップ志向が高い可能性がみられる。

転職までの期間 はたらいくは3割が「2週間以内」

 転職までの期間については、業界傾向として1ヶ月程度が平均的な水準とみられるのに対し、はたらいくは3割が2週間以内と平均より早いという特徴がある。

転職先を選んだ理由 10、20代は休みや労働時間を重視

 転職先を選んだ理由は「希望していた業界や仕事だった」「希望していた雇用形態だった」「経験やスキルを活かせそうだった」が多い。なお、10代、20代は休みや労働時間で選んでいる傾向にある。

 dodaユーザーは「経験やスキルを活かせそうだった」「会社の業績や将来性が魅力的だった」の回答が比較的多い。これは、前述のキャリアアップ志向のユーザー比率が高いこととも整合性がとれる。

 はたらいくユーザーは、「転勤が少ない・ない」「希望していた勤務地だった」の回答が比較的多い。これは、地元密着の求人配信のサービス内容とも合致することから、謳っているサービスと実態が合っていることがうかがえる。

【調査概要】
調査時期:
2018/03/22〜2018/04/02
回答者:18歳以上の男女1316人
調査地域:全国
条件:
過去3年以内に転職サイトを使って転職し、正社員として就業した人

回答者属性:
男女比:男性66.5% 女性33.5%
年代比:10代・20代 21.4% 30代 34.1% 40代 31.6% 50代以上 12.9%
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