2011年07月24日 02時20分
“オンバト”初代王者はトップリード 11年目での初戴冠に「やっと爪跡残せた」
『オンバト+』の「第1回チャンピオン大会」で初戴冠を手にしたトップリード(C)ORICON DD inc.
お笑いコンビ・トップリードが、コンビ結成11年目で初戴冠を手にした。昨年3月に11年の歴史に幕を閉じた若手お笑い芸人の登竜門番組『爆笑オンエアバトル』(NHK総合)の後継番組『オンバト+』の「第1回チャンピオン大会」が24日(日)深夜放送され、一般審査員の支持を最も多く集めた同コンビが初代王者に輝いた。ツッコミ担当の和賀勇介は「マイペースにやってきたけど、結果が今日出せた!」と喜び、相方・新妻悠太も「今まで勝負事には弱かったけど、やっと爪跡を残せた」と腰に巻いたチャンピオンベルトを誇らしげにアピールした。
積年の努力が遂に花開いた。昨年4月17日から今年7月10日までの放送で、4回以上のオンエアを獲得した成績上位12組によって争われた同チャンピオン大会。1stステージを首位通過したトップリードは、上位3組で争われたファイナルステージでも爆笑を誘い、見事王者の称号を勝ち取った。
元WBC世界フライ級王者の内藤大助から特製のチャンピオンベルトを贈呈された和賀は「本当にチャンピオンになれるなんて」と夢見心地。新妻も大会直後に行われた会見で「もう、よくわかりません」と地に足が付かない状況だったが「夢は叶う」と勝利の雄たけびをあげた。
2人にとって“オンバト”の王者は念願だった。『爆笑オンエアバトル』初挑戦時は4票しか入らず、「8連敗したこともありました」(和賀)と日の目を見ない経験をした分「それのチャンピオンになれるとは!」(新妻)と喜びもひとしお。さらに新妻からは「今日のネタは、今までで1番楽しくできました」と、達成観に満ち溢れた笑みもこぼれた。
同大会で披露したネタは、彼らが生命線と豪語するコント。今後も「コントで戦えるコンビになりたい」とスタイルは崩さず、新妻は「『キングオブコント』にも挑戦中です。決勝に残りたいですね。できれば、もう1つのテッペンを目指したい」とさらなる高みを目指すことを誓っていた。