NHK今秋朝ドラ『カーネーション』ヒロインに尾野真千子

ヒロインに決まった尾野真千子 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

ヒロインに決まった尾野真千子 (C)ORICON DD inc. 

 NHKは7日、今秋放送の朝の連続テレビ小説『カーネーション』(NHK総合・前8:00〜ほか)のヒロインに、女優・尾野真千子(29)を起用すると正式に発表した。都内で行われた会見に出席した尾野は「18歳で東京に出てきて、朝の連続ドラマのオーディションに何度も通い、なかなか受からず。ヒロインはもうないなと思ってたら、30歳を迎える今年にやっと夢が叶った」と喜びを語り、「今まで積み重ねてきたものを『カーネーション』で発揮したい」と意気込んだ。

 連続テレビ小説85作目となる同作は、大阪・岸和田市を舞台に展開され、大正、昭和、平成の時代を駆け抜けたファッションデザイナー・小篠綾子さんをモデルにした波乱万丈の物語。仕事に生き、母として生き、ファッションを通して人々に夢と喜びを与えることに生涯を捧げたヒロインとその家族を描く青春一代記となっている。

 “朝ドラ”のイメージについて「出たら有名になれる」と答え、報道陣の笑いを誘った尾野は「親孝行にもなると思った。親のためにも出たいと思っていた」と満面の笑み。今月3日に起用の吉報を受けたといい「スーパーで買い物していて、事務所から連絡があったんですけど、そこで大泣きしました。事務所の方と泣いて喜びました」と、念願の朝ドラ出演決定の瞬間を振り返った。

 1850人の応募があったオーディションで晴れてヒロインの座を獲得。尾野は「今はまだ実感はない。本当に撮影ができるのかなとか、全てに不安がある。子沢山(という役)も不安の1つですし。でも、大阪弁が話せるのは楽しみ」と現在の心境を明かした。

 同作の城谷厚司チーフ・プロデューサーは「最終的なテストで、10代の女学生と、45歳のお母さんの設定の2つをやってもらった時、女学生としても、45歳としての存在感もハマッていた。面接を重ねて、内に持っているパワーも凄く感じて、ヒロインと重なった」と決め手を明かした。

 ヒロインのモデルとなった小篠綾子(コシノアヤコ)さんは、1913年(大正2年)に呉服屋の長女として誕生。長女ヒロコ、次女ジュンコ、三女ミチコと三姉妹が世界的なデザイナーとして活躍するようになった後も岸和田で洋装店を続けてきたが、2006年に脳梗塞で帰らぬ人となった。

 脚本は映画『ジョゼと虎と魚たち』で脚本家としてデビューした渡辺あやが務め、5月中旬よりクランクインの予定。放送期間は9月26日(月)〜2012年3月31日(土)で全157回。

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