ビジネスパーソンが選ぶ「仕事力」がある企業と人物、1位はトヨタ&イチロー

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「仕事力」がある社会人に成長するには? 

■調査結果

 民間調査・研究機関の労務行政研究所が“仕事力”(仕事ができる人・組織の力)について、プロジェクト研究を実施。ビジネスパーソン約800名を対象に「あなたが考える仕事力があると思う企業・有名人とは?」というアンケートを実施したところ、企業ランキングでは1位に【トヨタ自動車】が選ばれた。「工場の現場でカンバン方式や社内の表彰制度で工夫を凝らし、生産性の向上に努めていることがすごいと思う」など、確立された組織力を評価する声が多く、男女別でも首位に。また人物ランキングでは世界を舞台に常に結果を出し続けている野球選手の【イチロー】がトップに躍り出ている。

 「仕事力がある」企業として1位【トヨタ自動車】、次いで2位【ユニクロ】、3位【パナソニック】、4位【ソニー】、5位【ソフトバンク】がTOP5に。トヨタ自動車は前述の組織力とともに「リコール問題を乗り越えたから」という、会社が傾きかねない危機にもしっかりと向き合った、その対応力を理由とする人も多い。同様に、回答の傾向が似ているのが3位のパナソニックで、組織全体としての顧客対応力やリコール問題への対処が仕事力を感じる理由に挙がっている。

 一方、個人のランキングは、【イチロー】(1位)、【北野武(ビートたけし)】(2位)、【島田紳助】(3位)が、僅差でTOP3に。次いで少し離れて4位【明石家さんま】、5位【星野仙一】となった。イチローを支持する理由は、WBCで見せたリーダーシップも印象深く、さらに前人未到の10年連続200本安打達成など常に結果を出し続ける実力と、現役生活の中で大きなケガをしたことがないという自己管理力に称賛の声が寄せられた。

 また2位以下のタレントたちには、“チーム”として周りとの関係性を維持する資質を評価する回答が多数。「個人の資質のようでいて、他人との関係を大切にしているから」(たけし)、「番組やプロジェクトを企画・立ち上げて軌道に乗せている」(紳助)、「相手の反応を敏感に受け止め、臨機応変に対応」(さんま)などさまざま。個人の才覚はもちろん、周囲を巻き込む求心力も大きな魅力となっている。

 企業倒産や不安定な雇用状態が続く中、仕事ができる企業、または仕事ができる人といった明確なイメージを打ち出すことは困難だ。だが、そんな現状だからこそ個人成果主義よりも自身の能力を開花させ、周囲や会社と連携を取りながら利益を生み出すような人物が、今後も求められていくといえそうだ。

※調査概要:インターネット調査。20代から50代までの男女計831人。うち69.6%が正社員/正職員、7.8%が嘱託/契約社員、20.6%がパート・アルバイト、残りの 2.0%が自営業・自由業。正社員/正職員の中には、係長級が17.0%、課長級が16.1%、部長級が7.6%含まれている。また、従業員規模も30人未満から1000人以上まで分布。

>>財団法人労務行政研究所 公式サイト
「新しい日本の仕事力を生み出そう」プロジェクト



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