『21世紀新人シナリオ大賞』選考結果発表 優秀賞3作品決まるも大賞該当作品なし

(前列左から)優秀賞受賞者の浅香憂子さん、井上直哉さん、森戸恭子さん、(後列左から)選考委員の両沢和幸、井上由美子、岡田惠和 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

(前列左から)優秀賞受賞者の浅香憂子さん、井上直哉さん、森戸恭子さん、(後列左から)選考委員の両沢和幸、井上由美子、岡田惠和 (C)ORICON DD inc. 

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 第10回『テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞』の選考結果が16日、東京・六本木のテレビ朝日で発表された。応募総数1564編の中から厳正な選考が行われたが、選考委員の中で意見が分かれたことから今年の大賞は“該当作品なし”という結果に。優秀賞として森戸恭子さん(34)の『今夜は泣いても』、井上直哉さん(26)の『神童と呼ばれた少年』、浅香憂子さん(38)の『虹の祈り』の3編が選出され、受賞者は井上由美子氏ら人気脚本家から賞状と花束を受け取った。

 『フレッシュで有能な脚本家の発掘および育成』と『制作現場の活性化と視聴率アップ』を目指し2000年7月に設立された同賞。昨年大賞に選ばれた小山ひとみ氏の作品『臨月の娘』は、今年3月に筧利夫、桐谷美玲の主演でドラマ化された。ほかに、第2回大賞の古沢良太氏は『相棒』Season IV〜VIIIの脚本を務め、2005年公開の映画『ALWAYS 三丁目の夕日』では日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞するなど、めざましい活躍を続けている。

 男性として唯一最終選考まで残り優秀賞を獲得した井上さんは、自身の作品を振り返り「改めて見ると、誤字脱字はあるわ、直したいところが見つかって、粗が目立ってしまいました」。それでも「もっと人を引きつけ、自分の色を出せるように。“彼を選んで良かった“と選考して頂いた方に思われるように、これからも頑張ろうと思います」と前向きに意気込みを語った。

 同賞の選考委員は、脚本家の井上氏、岡田惠和氏、両沢和幸氏らが務め、それぞれが自身の推薦する作品の選考理由を語った。また岡田氏は受賞者に向けて「初めて書いたものがいかに良くても、それは何の財産にもならない。今がベストじゃないとやっていけないので。これからは本人次第」(岡田)と、同じ道を歩んでいく後輩作家たちに激を飛ばしていた。

 次回開催の『第11回テレビ朝日21世紀シナリオ大賞』は、11月30日締め切りで、現在作品を募集中。

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