ビートたけし、“英霊役”で倉本聰と初タッグ! 小栗、塚本、向井ら豪華キャストも集結

倉本聰の作品に初出演するビートたけし (C)TBS  [拡大する]

倉本聰の作品に初出演するビートたけし (C)TBS 

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 タレントのビートたけしが、『北の国から』などで知られる脚本家・倉本聰が手掛けるスペシャルドラマ『歸國(きこく)』(8月14日放送 TBS系)に出演することが14日、わかった。共演には小栗旬、塚本高史、向井理ら豪華キャストが集結。同作は第二次大戦中に南の島で玉砕し、祖国のために死んでいった英霊たちが現代の平和な日本に舞い降り、日本人の現状を問う。倉本作品初出演で、英霊の1人である大宮上等兵役を演じるたけしは「おととし同じチームでやった東條英機の役からは、だいぶ降格されちゃったけど、こっちの方が、オイらにとっちゃ、すんなり来るかな。英霊が今の東京を、日本を見てどう暴れるか、ま、楽しみにして」と意気込んでいる。

 同作は、1955年に発表された故・棟田博さんの短編小説『サイパンから来た列車』を基に、倉本が舞台脚本として書き上げたものを、テレビドラマ用に書き直した。8月15日終戦記念日の深夜、静まり返った東京駅のホームに、ダイアには記載されていない1台の軍用列車が到着。そこに乗っていたのは60余年前の戦争中、南の海で玉砕し、そのまま海に沈んだ英霊達。彼らが現代によみがえった目的は、平和になった故国を目撃すること。そして、かの海に漂う数多の魂にその現状を伝えること。永年夢見た帰国の時、故国のために死んだ彼らは、現在の日本に何を見たのかを描く。

 たけしが演じるのは、戦争中に南の島で玉砕した英霊の1人で、浅草出身の元テキ屋・大宮上等兵。現代によみがえった大宮は、たった1人の妹の悲惨な現状を目の当たりにし、ある暴挙に出るという役どころだ。ドラマ出演は、2008年放送の同局SPドラマ『あの戦争は何だったのか』で東条英機役を演じて以来となるたけし。倉本の脚本に深い感銘を受け、今回の出演を承諾したという。

 倉本作品のドラマ化は2008年『風のガーデン』(フジテレビ系)以来。戦時下を直接肌で体験してきた倉本は「終戦から60余年が過ぎ、戦争の記憶が風化しつつある。日本がアメリカと戦ったことすら知らない子供がいるという。少年時代をあの戦争の中で過ごした僕ら世代にとって、ただ忘れたでは済まされない深く厳しい想いがある」と当時を回想。さらに「60余年の空白を経て浦島太郎のようにこの国に戻り立った英霊たちの驚愕は、想像するに余りある。これは鎮魂のドラマであり、怒りと悲しみのドラマである。もう先のない僕らの世代が、1つの時代の小さな証人として遺しておかねばと思い書き下ろしたものである」と同作への想いを明かしている。

 小栗が演じるのは、元音楽家で出兵のため、想いを寄せる女性・河西洋子(堀北真希)と別れ、そのまま南の島で玉砕した木谷少尉役。英霊として現代に舞い降り、60余年ぶりに洋子(八千草薫)の元へ訪れ、さまざまな想いを馳せるという難役だ。小栗は「豪華キャストの中に、自分が入れて光栄です。倉本先生の書かれたこの「歸國」は、共感出来るところが非常に多く、自分も愁いているようなことが台本に書かれていて、作品を通して自分たちが伝えることが出来るのが楽しみです」と、現代の若者を代表して“戦争とは何か?”をその身を通じて表現していく事を誓っている。

 また同作には、たけし、小栗らのほかに、塚本高史、向井理、生瀬勝久、ARATA、石坂浩二ら豪華キャストが集結。どの俳優も“倉本作品なら例え1シーンでも出演したい”という想いから進んで出演を快諾したという。撮影は、5月末にクランクインしており、6月下旬から本格的に収録が始まる。東京駅や許可の下りにくいといわれる靖国神社ほか各地でロケを行う予定だという。



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