フリーターの約7割が「将来に不安感じる」 正社員への就業希望者も2年前より4割増

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フリーターが感じる将来への不安が浮き彫りに 

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 人材サービス・インテリジェンスが19日、自社が運営する求人情報サービス『an』で、フリーターの就業意識に関する調査を実施。その結果、現在フリーターとして働く男女1,620人に「将来に対して不安があるか」を聞いたところ、70.3%が【不安に感じる】と回答。更に、正社員としての就業希望の有無を聞いた質問では、フリーターの62.2%が正社員を希望すると答え、同アンケートを行った2年前より、4割増という結果となった。

 今回のアンケートでは、フリーター以外にも高校生、大学・大学院生、主婦にも「将来に対して不安があるか」という同様の質問を実施。【不安に感じる】と答えた比率は、高校生が49.6%、大学・大学院生が55.8%、主婦が51.6%という結果となり、70.3%というフリーターが、特に強い不安を感じていることが分かる。

 就業希望の有無を聞いた質問では、フリーターの62.2%が正社員を希望すると回答。過去2年の同質問への回答をみると、2008年には45.2%、2009年は58.1%と年々上昇しており、フリーターの正社員就業希望がここ数年で急激に高まっていることが分かる。また、「ひとつの仕事を長く続けたいか」という質問でも、64.9%が続けたいと回答。2008年の51.5%から10ポイントもの上昇となっており、より長期間、安定的に働ける環境を求めていることを表す結果となっている。

 同調査結果をみると、フリーターの将来への不安がより色濃くなっており、これに応じて正社員希望・長期就業希望の傾向も強くなるという、安定志向の高まりが伺える。2008年秋のリーマンショック以降の不況の影響を受け、昨年の同調査時もこの傾向は見えたが、景気に回復の兆しが見える2010年もこの傾向は続いているようだ。

【 調査概要 】
調査期間:2010年3月(2009年、2008年ともに3月に実施)
調査対象:北海道、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)、東海(愛知)、関西(大阪、京都、兵庫、滋賀)、九州(福岡)在住で、1年以内に非正規雇用に就業した 15-34歳の男女
調査方法:インターネットリサーチ(株式会社インテリジェンス「an」調べ)
有効回答数:2008年:8,866人、2009年:7,608人、2010年:7,071人

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