スネをかじってる場合じゃない!?  50代の会社員、4人に1人が退職後の備え「ゼロ円」

■そのほかの最新写真ニュース一覧はこちら

 約7割の勤め人は“自分の退職後の生活は、今の高齢者の生活よりも悪化する”と見込んでいるものの、多くの人が退職後の準備を行っていないことが、投資会社・フィデリティ投信の調査で明らかになった。13日、同社が発表した。退職後の生活資金の準備をまったくしていないと回答した人の割合は全体で44.3%になり、50代の会社員も4人に1人が「ゼロ円」と回答。成人後、独立後も親の援助を受ける“パラサイトチャイルド”はもはやめずらしくないが、親世代は子どもへの援助のほか、自分の老後の備えにも四苦八苦しているようだ。

 退職後の生活のために「まったく準備していない」と答えたのは20代男性が57.5%、20代女性が59.2%、30代男性が51.3%、30代女性が54.1%、40代男性が40.3%、40代女性が41.1%。定年退職が目前に迫っている50代は、男性の27.7%、女性の26.1%だった。

 発表会に登壇した『フィデリティ退職・投資教育研究所』の野尻哲史所長は「若い世代はまだこれから充分蓄えていく時間があるが、50代でこれだけの人が“ゼロ円”と答えている点は我々も驚いた」とコメント。また、48.2%の人が「退職前の半分の生活費で暮らしていける」と楽観視していた点について、「高齢者になると医療費が上がる」と説明し、“思惑通り”にいかなくなることを指摘した。

 同調査は今年2月にインターネットを使って実施。20代〜59歳の会社員、公務員1万976人を対象に実施している。

CS編集部 Facebook オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について