山田洋次監督と武田鉄矢が33年ぶり2ショット会見

(左から)武田鉄矢と山田洋次監督 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

(左から)武田鉄矢と山田洋次監督 (C)ORICON DD inc. 

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 1977年公開の映画『幸福の黄色いハンカチ』の山田洋次監督と、同作で映画俳優デビューした武田鉄矢が7日、都内の東劇で会見を行った。意外なことに2人が公の場で顔をそろえるのは、同作の公開時以来33年ぶり。今回、最新のデジタル技術でリフレッシュした『幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター』がリバイバル上映されるにあたり、2人は「感慨無量」としみじみ語った。また、同作の主演俳優・高倉健にむけて山田監督は「健さんがまたやると言えば、喜んでやる」とラブコールを送ると、武田も「僕もどんな役でもやります」とチーム“黄色いハンカチ”の再結成に想いを馳せていた。

 同作は、刑期を終えて出所した男(高倉)が、偶然出会った若いカップル(武田と桃井かおり)に後押しされて、妻のもとへ戻る姿を描いたロードムービー。同作の出演がきっかけで、芸能界でブレイクした武田は「生活苦から解き放ってくれた、実在する“幸福の黄色いハンカチ”だった」と話した。

 当時、芝居初挑戦だった武田は、山田監督の厳しい演技指導が「ひどく酷く、冷たく、聞こえた」と苦笑い。山田監督は「海援隊のLPのジャケットを見て、この青年だと思った印象の大きさは当たった。監督としても青春だった」と愛弟子に温かいまなざしを投げかけた。武田は「まるで教科書。監督に言われたことは全部思い出せるし、健さんに『伸びない奴はしごかねぇよ』と声をかけられたことも忘れられない」と振り返った。

 その後、同所で山田監督と武田のトークショーが行われ、高倉から速達で届いた手紙が読み上げられる場面も。「34年前の撮影当時のことを色々と思い出しています。この年月を経て、また上映していただけるのは本当嬉しいことです。お二人の益々のご活躍とご盛会をお祈りしています」と短いながらも人柄伝わる文言に、武田が「はらわたにしみわたるんですよね」と感想を述べると、客席からは拍手がわき起こった。

 映画『幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター』は4月10日(土)より全国で順次公開。また、米リメイク版『イエローハンカチーフ』も6月26日(土)より公開される。

【写真】『幸福の黄色い〜』、米国で『イエロー・ハンカチーフ』としてリメイク


 武田鉄矢

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