2010年04月07日 14時00分

加山雄三、第1回『岩谷時子賞』特別賞受賞に「感無量」

加山雄三 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

加山雄三 (C)ORICON DD inc. 

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 俳優で歌手の加山雄三が、音楽・演劇界の明日を担う人材や、その向上・発展に功労のあった人物・団体に授与される第1回『岩谷時子賞』の特別賞を受賞し7日、都内で行われた授賞式に出席した。加山は「45年前に岩谷さんに初めてお会いして、ほとんど岩谷さんの作詞で、たくさんヒットしました。出会っていなかったら現在の自分はいない。心から感謝。感無量です」と万感の表情を浮かべた。

 日本の音楽や芸術の発展・振興に寄与することを目的に昨年7月に設立された同賞。大賞に当たる『岩谷時子賞』はピアニストの辻井伸行さんが受賞。辻井さんは「(第13回)ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで優勝してからピアニストとしてのスタートが切れた。そして、この賞を励みに日々精進していきます」と決意を新たにした。

 さらに辻井さんが「岩谷先生の詞は、加山雄三さんの曲を聴いて素晴らしいなと思いました」と加山の代表曲「君といつまでも」を聴きながら育ったことを明かすと、加山はニンマリ。自身の芸能生活50周年を振り返ると共に加山は「嬉しいな〜。歌は国境や年齢を超えるなと思う」と喜びをかみ締めていた。

 日本を代表する作詞家の岩谷は、1950年代に作詞家としてのキャリアをスタートさせ、数々のヒット曲を世に生み出し、昨秋には文化功労者となる。なお、加山、辻井のほか、別所哲也安蘭けい、歌手の平原綾香が同奨励賞を受賞した。

着うた(R)/着うたフル(R)
 加山雄三加山雄三 with ザ・ワイルドワンズ平原綾香

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