平成21年度(第60回)芸術選奨授賞式 西川美和監督、細田守監督が喜びのコメント

芸術選奨の賞状と賞金を受け取る西川美和監督(C)ORICON DD inc.  [拡大する]

芸術選奨の賞状と賞金を受け取る西川美和監督(C)ORICON DD inc. 

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 文化庁が主催する、文化・芸術の分野でその年に際立った業績を上げ、新生面を開いた者を顕彰する平成21年度(第60回)芸術選奨の授賞式が19日、同庁で行われ、受賞した文部科学大臣賞19人、文部科学大臣新人賞11人が出席した(代理人出席3人を含む)。授賞式後、文部科学大臣新人賞を受賞した西川美和監督(映画部門)と細田守監督(メディア芸術部門)がORICON STYLEの取材に応じ、受賞の喜びと今後の抱負を語った。

 西川監督は映画賞も総なめにした映画『ディア・ドクター』で「原作に頼りがちな現在の日本映画状況にあって貴重な才能であり、同時に生み出された作品の質の高さは特筆に値する」と評価された。

 「芸術をやっている意識はなかったので、さまざまな芸術の担い手たちと自分が一緒に並んでいいものか、身が引き締まる思い」と西川監督は謙虚に受け止めながら、「映画文化が芸術の1つのジャンルであり続けられるように尽力したい。私は、自分で物語を作るのが一番面白いと思っているので、自分の作った物語は最後まで責任を持って映画を作っていきたい」と抱負を語った。早くも次回作に向けて、リサーチを開始しているという。

 細田監督は、長編アニメーション映画『サマーウォーズ』が「群像ドラマとしての内容が豊か」と評価され、「日本のアニメの分野を代表する新しい顔になりつつある」と平成20年度に新設されたメディア芸術部門の文部科学大臣新人賞を受賞した。

 「メディアアートのみならず、新しい領域の芸術活動がたくさんある中で、『サマーウォーズ』のスタッフ、キャストを代表して受賞できたことをたいへん光栄に思います」と細田監督は笑顔。前作『時をかける少女』から第2作『サマーウォーズ』で作品世界をさらに広げ、「次回作の担保になるものは何もありませんが、新しい企画を考えて、またみんなで作品を作っていきます」と意欲を見せた。

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