2010年03月12日 20時10分

井筒和幸監督、復帰控えるエリカ様にエール「いっそう磨きかかって帰ってくる」

井筒和幸監督 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

井筒和幸監督 (C)ORICON DD inc. 

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 映画監督の井筒和幸監督が12日、都内で行われた映画『ヒーローショー』の完成披露試写会イベントの舞台挨拶に登壇した。イベント後の報道陣のインタビューに応じた井筒監督は、16日にエステサロンのCMで約2年半ぶりに芸能活動を再開する女優・沢尻エリカの話題を振られると「聞くな俺に! 俺が実の親みたいに……」と苦い表情を見せたものの、「捨てる神あれば拾う神ありって、そういうところ」と芸能界をたとえ、「良かったやん。彼女はいっそう磨きかかってかえってくるよ」とエールを送り、親心をのぞかせた。

 井筒監督の監督生活35周年の集大成となる3年ぶりの新作は、過去作品と比べても暴力性、猥雑さ、リアリティともに物語の限界を超え、出口を求めてあがく若者たちの姿をリアルに描いた青春バイオレンス・エンターテインメント作。あまりの過激さから中学生鑑賞不可のR-15指定を受けたが、井筒監督は「いいんじゃない。名誉ある烙印は。幸か不幸か、今まで何でつかなかったのかが不思議。映画は娯楽って言われているけど、考えるチャンスを若い子に与えてあげたくて作ったから」と分析する。

 『ガキ帝国』の島田紳助・松本竜介、『岸和田少年愚連隊』のナインティナインに続いて井筒作品の主演に抜擢されたジャルジャルの2人は、井筒監督からの「それは吉本興業制作だから。吉本制作なのに松竹芸人は使えんやろ」とのジョークにジャルジャルも冷や汗。だが続けて「今日初めて言うけど、何組かノミネートしてくれてほかの人たちは別なのを選んだけど、俺だけは『コイツら2人や!』って決めた」とフォローされると胸をなでおろし、後藤淳平は「迫力あるシーンが多いのでみなさん心して観てください」とアピールしていた。

 舞台あいさつにはほかに女優のちすんが出席。映画『ヒーローショー』は5月29日(土)より全国で公開。

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