2010年02月23日 21時00分

『R-1ぐらんぷり』あべこうじが初優勝 ピン芸人日本一に男泣き「やっとここまで…」

あべこうじ (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

あべこうじ (C)ORICON DD inc. 

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 毎年恒例の“一人話芸”日本一決定戦『R-1ぐらんぷり2010』決勝戦が23日、東京・台場のフジテレビであり、ピン芸人・あべこうじが悲願の初優勝。今年から初めて上位3名によるファイナルステージが設けられ、なだぎ武(ザ・プラン9)、エハラマサヒロ、あべの3名が最終決戦に臨み、あべがピン芸人No.1の称号と賞金500万円を獲得。優勝が決まった瞬間、たまらず男泣きしたあべは「やっとここまで…」と声をしぼりだした。

 2002年にスタートし、今年で8回目を迎えた“ピン芸”の祭典には過去最多の3539人がエントリー。準決勝からストレートに勝ち抜いたバカリズムいとうあさこ、グラップラーたかし、川島明麒麟)、我人祥太、なだぎ武(ザ・プラン9)、エハラマサヒロ、あべこうじの8名と、21日に行われたサバイバルステージ(敗者復活戦)を勝ち抜いたCOWCOW山田與志の9名で決勝戦が争われた。

 今年は、2008年に史上初の2連覇を達成するも昨年は仕事の都合で不参加だったなだぎの返り咲き、ここ3年連続で決勝に駒を進めながら涙をのんでいる山田、あべ両名の執念、同じく2年連続のエハラとバカリズムなどいずれ劣らぬ強豪が決勝に駒を進め、さらに初出場が4名と注目度の高い大会となった。

 司会は雨上がり決死隊が7年連続、優香が3年連続で担当し、審査員は桂三枝、高田純次、大平サブロー、清水ミチコ、ラサール石井、板尾創路、伊東四朗が務めた。ネタ時間は4分、今年から初めて上位3名によるファイナルステージも設けられ、最終決戦ではあべが審査員6票を集めて優勝。唯一、板尾だけがエハラに票を入れ、なだぎはまさかの0票となった。

 お笑いに興味がある10〜40代の男女966名を対象にORICON STYLEが行った事前予想では、なだぎ(47.8%)とバカリズム(44.2%)の2名が圧倒的な支持を得ていた。決勝の模様は、同日午後7時より関西テレビ・フジテレビ系全国ネットで生放送された。

【決勝戦順位】
得点 決勝出場回数(所属事務所 ※よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

■1st Round
1.なだぎ武(ザ・プラン9) 661点=2年ぶり3回目(※)
2.あべこうじ 658点=3年連続6回目(※)
3.エハラマサヒロ 655点=2年連続2回目(※)
4.川島明(麒麟) 645点=初出場(※)
5.いとうあさこ 641点=初出場(マセキ芸能社)
6.グラップラーたかし 639点=初出場(トップ・カラー)
7.バカリズム 630点=2年連続4回目(マセキ芸能社)
8.我人祥太 628点=初出場(ワタナベエンターテインメント)
9.COWCOW山田與志(敗者復活) 627点=3年連続3回目(※)

■ファイナルステージ
1.あべこうじ(審査員6票)
2.エハラマサヒロ(審査員1票)
3.なだぎ武(審査員0票)

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