2010年01月28日 06時00分

工藤公康、可能なら「一生、野球を続けていきたい」

西武ライオンズの工藤公康投手 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

西武ライオンズの工藤公康投手 (C)ORICON DD inc. 

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 西武ライオンズの工藤公康投手(46)が27日、都内で行われたフィギュアスケートを題材にした映画『COACH 40歳のフィギュアスケーター』の完成披露試写会にゲストとして登壇。現役最年長のプロフィギュアスケーターで、同作で映画初主演を務めた西田美和(42)に、“不可能を可能に”という花言葉を持つ青いバラの花束を贈って激励した。現役最年長投手として新たなシーズンを迎える工藤は「不可能を可能にするなら、僕は一生、野球を続けていきたい」と現役へのこだわりを見せた。

 工藤は「みんなが“限界”と言っているところは“限界”ではないと、僕自身は思っています。そこを越えてこそ見えてくるものがあると信じて野球をやっているので、西田さんにも続けて欲しい」と鼓舞。工藤にとってプロ野球のチームで現役を続けているのは夢の通過点で「年齢は関係ない。自分には野球のアカデミーを作るという夢がある。その夢に向かって出来ることから一生懸命やっていると、発見もあるし、出会いもあるし、どうしたらいいか考える時間もできる。いい影響が自ずと入ってくる」と夢を持つことの大切さを説いた。

 バンクーバー五輪に出場するフィギュアスケートの安藤美姫選手をはじめ、荒川静香さん、伊藤みどりさんらが出演していることでも話題の同作。現役を退き、40歳になった現在では、五輪出場という同じ夢を追いかける子どもたちなどを指導している主人公が、ある出来事をきっかけに一度はあきらめた夢、五輪を目指す物語。華やかなフィギュアスケートの世界を舞台に、一人の女性の生き方、夢をおいかける強さを描く。

 西田は「スケートに出会い、スケートを続けてきたからこそ、今の自分がある。感謝の気持ちでいっぱいです。あきらめなければ必ず夢に近づけるということが伝われば嬉しい」と初めての舞台あいさつで緊張気味に話した。

 西田が演じる美和のライバル役で出演する時東ぁみは「初めての映画、初めてのスケート、初めてメガネを外して芝居をした、初めてづくしの作品。多くの人に早く観てもらいたい」と公開が待ちきれない様子。「ラッキーなことに、私はまだ挫折したことがないけど、40代、50代になっても輝いていられるように、夢をあきらめないで頑張りたい」と西田と工藤という先輩に触発されていた。

 この日の舞台には、子役の小松崎夕楠、エンディング曲を歌う小川真奈、室希太郎監督も登壇した。映画『COACH 40歳のフィギュアスケーター』は2月6日(土)より全国順次公開。

着うた(R)/着うたフル(R)
 時東ぁみ小川真奈

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