市川海老蔵、清張の名作『霧の旗』で現代劇ドラマ初主演

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現代劇初主演の市川海老蔵 

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 歌舞伎俳優の市川海老蔵が、ドラマSP『松本清張生誕100年 2週連続スペシャル』(今春放送 日本テレビ系)で、現代劇ドラマに初主演することが18日、分かった。2週に渡って松本清張作を放送するもので、海老蔵は名作『霧の旗』に挑戦し、もう1つの作品『書道教授』では、俳優の船越英一郎が主演を務める。昨春、『MR.BRAIN』(TBS系)で現代劇に初出演した海老蔵だが、主演は今回が初。「まさに光と影に彩られた壮絶な人間模様を、精いっぱい作り上げたいと思っております」と意気込み、“サスペンスの帝王”と評される船越との作品対決に臨む。

 『霧の旗』は、松本清張作品の中でも高い復讐劇の名作で、1977年に上映された山口百恵と三浦友和が共演した劇場版を筆頭に、何度も映像化されている人気作だ。海老蔵演じる若きスター弁護士が、ある1人の女性の完全犯罪ともいえる“復讐劇”で追い詰められていく様を描く。『霧の旗』は昭和35年に執筆されたが、今回は時代設定を現代に置き換えてドラマ化する。

 1月末からスタートする収録を前に、原作はもちろん、過去の映像化作品も研究しているという海老蔵。「人間にとって真実の愛とは何か? 本当の幸福とは何なのか? というテーマも改めて考えていただける…そんな作品を目指したいと思います」と、昨年のクリスマスイブにフリーキャスターの小林麻央との電撃結納を交わし、まさに“真実の愛”を手に入れた海老蔵らしいコメントでアピールする。

 そんな海老蔵扮するエリート弁護士に復讐を企てる女性役を相武紗季が演じる。相武は「私にとって復讐する役は初めてで不安もありますが、海老蔵さんにお任せして思い切り演じてみたいと思います」と意気込んでいる。

 今回、海老蔵を起用した理由について、同作のプロデューサーである前田伸一郎氏は「抜群の演技力と知名度を誇る稀有な俳優さんでありながら、現代劇初主演という希少性が最大の魅力」と明かす。さらに「松本清張作品と歌舞伎で描かれる世界は、“不変の人間の業を深く掘り下げる”という点で共通性があると思います」と同作が、歌舞伎作品に勝るとも劣らない、海老蔵の代表作となることを確信しているようだ。

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