2009年12月23日 07時00分

さくらまや、“こども紅白”初出場に「夢が叶って嬉しい」

(左から)さくらまや、ノエ・サンピ (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

(左から)さくらまや、ノエ・サンピ (C)ORICON DD inc. 

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 演歌歌手のさくらまやが22日、都内で行われた2009年カンヌ国際映画祭<監督週間>出品作品『ユキとニナ』の試写会イベントの舞台あいさつに登壇した。同日に大みそか恒例の『第60回NHK紅白歌合戦』(後7:15〜)の企画コーナー「こども紅白歌合戦」への出場が発表されたさくらは、「夢が叶ったので嬉しいです。負けないように頑張ります」とさっそく意気込みを語った。また、来日した主演の子役ノエ・サンピに向かって「ママがサンタにキッスした」を得意のこぶしを利かせて披露、さらに憶えたてのフランス語で自己紹介してみせ、周囲を驚かせた。

 子役の大橋のぞみが赤組、加藤清史郎が白組の司会を務める「こども紅白〜」の企画で紅白初出場を果たすさくらは、「目標としていた紅白なので、一生懸命歌います」とやる気満々の様子。デビュー曲「大漁まつり」で、大橋とともに歌声を披露する。

 映画『ユキとニナ』は、フランス人の父と日本人の母とともにパリに住む9歳の女の子・ユキが、あるとき両親の離婚の危機を知って止めようと奔走する物語。親友のニナと最後の手段として家出して森に迷い込んだことがキッカケで新たな一歩を踏み出す家族の様子が描かれる。諏訪敦彦氏とイポリット・ジラルド氏が共同監督を務め、撮影当時は演技の経験がゼロだったというノエのシーンは、すべて即興で撮影された。

 初めての映画出演で“大女優”と賞賛されるノエは、「変な感じ」とまだピンとこないようで、「映画に出るのがすごく嬉しかった。そのちょっと前に喧嘩してたから、ニナちゃんと喧嘩するシーンが楽しかった」と撮影時のエピソードを明かし、初耳だという諏訪監督を驚かせた。

 同作を鑑賞したさくらは、ステージ裏では手をつないで歩くほど仲良くなったというノエの演技に「ノエちゃんは(演技を)とても自然にやっていて、すごいなって思った。森の中を歩いているシーンと、妖精の手紙を書くシーンが好きです」と太鼓判。覚えてきたフランス語で自己紹介して通じたかと不安そうな表情を浮かべたが、ノエから「わかった」と笑顔を向けられると安心した様子を見せ、会場を和ませた。

 また今年1年を振り返って、ノエは「カンヌ映画祭に行ったのがすごく嬉しかった。ベルリンの映画祭にも行ってみたい!」と目を輝かせ、さくらは「夏休みにいろんなところにキャンペーンに行ったことが心に残っています。来年は今年大変だったキャンペーンとかをもう1回頑張って、いろんな人にありがとうって言ってまわりたいです」とそれぞれ子供ながらスケールの大きい夢を語り、会場を笑わせていた。

 映画『ユキとニナ』は2010年1月23日(土)より全国で順次公開。

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