菊池雄星投手が入団発表会見 石川遼ら同世代の活躍を力に

ユニフォーム姿で出席した菊池雄星投手(左)と活躍に期待する渡辺久信監督 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

ユニフォーム姿で出席した菊池雄星投手(左)と活躍に期待する渡辺久信監督 (C)ORICON DD inc. 

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菊池雄星投手が入団発表会見 石川遼ら同世代の活躍を力に  今年のプロ野球ドラフト会議の目玉だった花巻東高・菊池雄星投手が9日、都内のホテルで行われた埼玉西武ライオンズの『2009ドラフト入団選手発表記者会見』に出席した。テレビカメラ18台、通常のドラフト入団会見の倍にあたる230名の報道陣を前に、他の5名の選手と共に登場した菊池投手は「まだ投げることは想像できていない。野球に対する姿勢を大切にして、最後は松坂(大輔)投手のような日本を代表する選手になりたい」とあいさつ。また最近、プロゴルファーの石川遼選手ら同世代のアスリートの活躍にも刺激を受けているようで「やればできるということを学びたい」と語った。

 注目の“ドラ1”のために用意された華々しいお披露目の舞台は、都内ホテルの大宴会場で、普段は大物芸能人らが登壇する映画の記者会見などにも使われる場所だ。同球団が大々的にドラフト選手の入団会見をホテルで行うのは“平成の怪物”として大ブレイクした松坂大輔投手(現・レッドソックス)以来、およそ11年ぶりのこと。前日に菊池投手は本拠地・西武ドームをはじめ球団施設や若獅子寮など見学し「(雰囲気などが)ちょうどよくて住みやすそうです」と、野球に打ち込める環境であることを自身の目で確認していた。

 会見で菊池投手は、ユニフォーム姿で無数のフラッシュを浴びながら、舞台前で待機した渡辺久信監督とガッチリ握手。その後、さっそく「監督も高卒で活躍されているので、結果を出す方法を聞いてみたいですね」とコメントし、背番号17を背負うことには「エースを支える番号。伝統あるチームのユニフォームに袖を通しましたし、結果を出さないと…と思っています」と意気込んだ。

 そんな中、渡辺監督からは「やっぱり体作りが大切。僕も入団当時は73キロと細かった。とにかく、思い切って真っ直ぐを投げて10年間、第一線で投げられるような選手になって欲しい」と期待の声がかかった。現在、菊池投手は、1月の新人合同自主トレに備えて「プールなどで体作りをして、太らないようにしている」といい、実際体重は86kgまで落ち、体脂肪も14%から12%へと引き締めているという。

 初登板の場所、対戦相手などについては「1軍で投げられるならどこでも、誰とでもいい。1試合でも多く投げて、課題を見つけた上で2年目につなげていきたい」と、長期的な展望を見据えつつ、キャンプなどでは「中村(剛也)さん、中島(裕之)さんなどリーグを代表する打者に対して、自分が多少自信を持っているストレートがどれだけ通用するのか対戦してみたい」と自軍の打者との対戦を心待ちにしている様子。また、一部で登録名をフルネームとする案も浮上しているが、これには「名前で野球をやるんじゃない。球団にお任せしています」と特に興味は示さなかった。

 以前より「記憶に残る投手に…」という思いの強い菊池投手だが、「野球に取り組む姿勢や考え方など、野球以外にも貪欲に吸収したい」と“謙虚”という文字がぴったり当てはまる。その点では、世界を舞台に活躍する同世代のアスリートの活躍は相当刺激になっているという。「石川(遼)くんは賞金王でしょ? 世界で活躍している人もたくさんいるし『やればできるんだ!』ということを学べますね」。

 そんな頼もしい息子の会見を脇でじっと見つめていた父・雄治さんは「何年かかるかわかりませんが、プロ野球界を熱くする子になって欲しい」とエール。ユニフォーム姿には「ビシっとしていないのは、まだ体が出来上がっていないからなのかなぁ」とするも、「17という番号を背負っていくわけですし、一生懸命頑張って欲しい」と期待を込めていた。

 そのほか、会見には美沢将、岩尾利弘、石川貢、松下建太、岡本洋介の5選手も同席した。

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