野田秀樹、東京芸術劇場初代監督就任で嬉しい悲鳴

野田秀樹 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

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 劇作家兼演出家で俳優の野田秀樹が東京芸術劇場の初代芸術監督に就任し1日、同所で行われた就任会見に出席した。演出家と芸術監督の違いについて野田は「実務的なことをやってます」と説明すると「早く逃げ出したい」と笑いを誘い、新たな挑戦を楽しんでいる様子だった。

 昨年2月、東京都が「芸術文化の創造振興拠点としての劇場の役割を強化する」ため、同劇場の企画及び推進の中心となる芸術監督を新設、野田を初代芸術監督に迎えた。2011年春に予定されている同劇場の改修までを一区切りとしており、野田は「それまでにすることは、あそこに行けば面白いものが観られるってことを知らせること」と使命感あふれる表情。

 就任打診を受け、昨年春からプログラムを考えていたという野田は「1年という短期間だったけど、昔からの知り合いや新しい役者が集まってくれて、30年演劇をやってきて感謝したことがあまりなかったけど嬉しかった」と照れ気味に報告した。

 また、監督就任1作目となる劇団プロペラの舞台『ヴェニスの商人』『夏の夜の夢』(2日〜12日)で使用される舞台装置が輸送中に行方不明なったことが1週間ほど前に判明したそうで「演劇の底力を見せるチャンス。災いを福に変える芸術が演劇だと思っています」と事態を好転させると抱負を述べた。

 芸術監督就任プログラムの第2弾『ザ・ダイバー』日本バージョン(8月20日〜9月20日/出演:大竹しのぶ渡辺いっけい北村有起哉、野田秀樹ほか)で野田と14年ぶりの共演を果たす大竹は「こういう時代だからこそ、生のエネルギーをみんなに感じて欲しいと思います」と意気込んでいた。

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