2009年02月06日 11時00分

“カメさん”亀渕昭信、『オールナイト』以来35年ぶりラジオレギュラー復帰

『亀渕昭信のいくつになってもロケンロール!』会見に登場した亀淵昭信  [拡大する]

『亀渕昭信のいくつになってもロケンロール!』会見に登場した亀淵昭信 

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 ニッポン放送『オールナイトニッポン』の人気DJだった亀渕昭信が6日(金)、NHKラジオ第1『亀渕昭信のいくつになってもロケンロール!』(4月7日 後9:05スタート)の会見を東京・渋谷の同局で行った。“カメさん”の愛称で大人気だった亀渕は、およそ35年ぶりのラジオレギュラー番組に「敢えて洋楽など音楽中心で構成したい」。また、ライブドア事件の時に社長だったことも振り返り「やっぱりDJの方が楽でいい。(事件は)自分の中では風化していっている感じ」と感想を語った。

 同枠で隔週交替で放送される『こうせつと仲間たち』のDJを務める歌手・南こうせつと共に会見に出席した亀渕は、自宅に所有するおよそ1万枚のレコード、CDからも選曲することを明かした上で「ラジオでも音楽番組が少なくなったけど、今回は自らターンテーブル2台を使って自分で皿回しもする番組にしたい」とコメント。かつて民放ラジオの人気者だった亀渕だが、NHKでDJを務めることになったことについて「テレビもラジオも変わろうとしている今、是非手助けしたかった。こういう流れもいいと思うけどね」と話す。

 また、亀渕とは40年来の交友関係にある南も「最近の民放は、クイズやお笑いで世間とずれてゴールデンタイムでも盛り上がるが、騒ぎすぎ。うちの中学生の息子を含め若い子は皆それをバカにしている。もう、そういう時代じゃない。その分ここでは緊張感を持って番組をやれるのはいいですね」と、昨今のメディア事情にも触れながら良質の番組を作り上げていくことを強調していた。

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