今年は問題が多すぎ!? 意見が割れた『2008 流行語大賞』の舞台裏

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 1年の世相と流行を表す言葉が並ぶ、『現代用語の基礎知識 選「2008ユーキャン新語・流行語大賞」』が1日(月)に決定したが、選考委員の1人であるやくみつる氏は「今年は票が割れた」と、例年より審査が難航した様子を明かした。また、『現代用語の基礎知識』(自由国民社)の清水編集長も「今年はさまざまな問題があったため、老若男女誰もが“これだ!”と言える言葉がなかったように思う」と、2008年の新語・流行語を振り返っている。

 官僚の不祥事「居酒屋タクシー」、税金の無駄遣いを揶揄した「(霞が関の)埋蔵金」、実質が伴わない肩書き「名ばかり管理職」などが並んだ今年の流行語ベスト10について、清水編集長は「ここに挙がっていない言葉の中にも、さまざまな諸問題を象徴する、的を射た言葉が多かった。10個の言葉を選ぶには問題が多すぎた」と選考の感想を述べた。

 また、お笑い界も抜きん出たギャグがなかったこともあり、意見が分かれたという。やく氏は「“キター!”は最後の最後まで残っていた」と舞台裏を披露。同じく選考委員の神足裕司氏も全体の印象について「今年は小粒じゃないかと思う」とコメントした。

 混戦だった今年の受賞語だが、大賞の「アラフォー」は2009年のキーワードにもなるという。清水編集長は「かつて負け犬と言われ、そこから立ち直って逆襲に出ている。元気なアラフォー世代の女性たちが牽引し、次の流行語を生み出してくれると思う」と、来年への期待を語った。

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