2008年05月27日 12時00分

転職してみたい業界、音楽・放送・映画などエンタメ系が人気

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 昔は終身雇用が一般的だったが、バブル経済の崩壊以後、転職者の数は増加傾向にある(「国民生活白書より」)という。そこで、オリコンが20代から40代の働く男女を対象に『転職してみたい業界』についてアンケートしたところ、1位【音楽業界】、2位【放送業界】、3位【映画業界】と上位をエンタテインメント業界が独占し、「華やかなイメージ」などから働きたいと思っている人が多いということがわかった。

 1位に輝いた【音楽業界】には、「音楽が好きだから」(東京都/30代/男性)という回答が目立ち、好きなことを仕事にしたいという人や、「好きなアーティストと一緒に仕事がしてみたいので」(東京都/40代/女性)と人気。また、「昔から憧れていたから」(山形県/20代/女性)、「音楽を専門に学んだが、現在は別の職に就いているので」(東京都/30代/女性)など、目指していた【音楽業界】とは違う道に進んだが、今も興味があるという人も少なくない。

 有名人と一緒に仕事ができるなど「やっぱり華やかなイメージがあるから」(東京都/40代/女性)、という声が集まり2位となったのが【放送業界】。華やかな一面とともに、「いつも最先端の情報などを発信することで、やりがいを感じられそうなので」(神奈川県/20代/女性)、「すごく世の中に影響力のある仕事だと思うから」(広島県/30代/男性)など、情報の発信源としてのクリエイティブな仕事に憧れる人も多かった。

 また、3位の【映画業界】は、「人に夢を与える映画を製作してみたいから」(大阪府/40代/女性)と自分で映画を製作したいという人から、「たくさん映画を観られそうだから」(北海道/30代/女性)といった人まで理由は様々。また、「別世界な感じがするから」(茨城県/20代/女性)など、「華がある」(兵庫県/40代/男性)イメージもポイントのよう。

 その他にも、女性から「ツアーコンダクター(←略さない)に憧れる。旅行が好きなので仕事は大変だろうけど世界中を飛び廻れるのは羨ましい」(千葉県/20代/女性)と人気だった6位【旅行業界】や、男性から「ゲーム作りが楽しそう」(福岡県/20代/男性)と人気だった8位【ゲーム業界】などがランクイン。今回のランキングでは「昔から憧れていた」という理由も目立ち、夢見た職業とは別の道に進んだが、その後も変わらず憧れる人が少なくないようだ。

(2008年3月27日〜3月31日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員で、会社員(事務系/技術系/その他)、公務員、経営者・役員、契約社員・派遣社員の20代、30代、40代の男女、各200人、合計1,200人にインターネット調査したもの)


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