賛成派が約7割も…朝方勤務、職場での導入は「嬉しくない」が約半数

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朝方勤務についてどう思う?

 近年注目を集めている朝方勤務。今年7、8月には公務員の出退勤時間が原則1〜2時間早まることが決定していて、この「ゆう活」と名付けられた日本版サマータイムは、民間企業にも波及しそうな勢いだ。長時間勤務の抑制やワークライフバランスの見直しなど、朝方勤務の流れにはさまざまな理由があるが、現場業務に向き合っている働きビトたちはどう考えているのだろうか?

◆制度としてはアリだと思うが… 揺れ動くみんなの心

 ORICON STYLEキャリアが20〜40代の男女1200人に行った調査によると、朝方勤務については【とても良いと思う】(20.7%)、【良いと思う】(49.1%)を合わせると69.8%が肯定的。特に男女共に40代は賛成派が多く、男性72.7%、女性72.9%が良いと回答しており、「夕方以降の時間を有意義に使える」(香川/40代/男性)、「夜は家族団らんが一番良いと思います」(神奈川/40代/女性)という声が多く寄せられた。

 その一方、もし自分が勤めている会社が朝方勤務制度を導入したら?という問いには、【とても嬉しい】(13.6%)、【嬉しい】(35.6%)の歓迎派(49.2%)を、【あまり嬉しくない】(31.5%)【嬉しくない】(19.3%)と、ガッカリ派(50.8%)が上回る結果に。特に女性はすべての世代で半数を超えており、男女別で見ると「制度としては歓迎する」という意見が多かったはずの40代男女が、もっとも「嬉しくない」という回答を寄せている。

◆朝方勤務、何が問題? 働きビトたちの意見

 ガッカリ派の声を拾ってみると、「自分が夜型なので朝早く起きる自信はないし、早起きしなくちゃとストレスに感じると思う」(東京/30代/女性)という、朝早く起きることに対するストレスや不安。「確実に1日の勤務時間が長くなる」(岡山/40代/男性)という、制度そのものに対する懐疑的な意見が多数。「朝早いと結局はそれに備えて早く寝ないといけないので、夜に遊ぶこともできなくなる」(北海道/30代/男性)と、朝方勤務制度導入の理由のひとつである“余暇の充実”すらままならないという声も…。

 子育て中ならではの不安も多く寄せられ、「幼稚園の送迎に影響が出る」(神奈川/30代/男性)、「朝みんなにご飯を食べさせて、できれば後片付けもしてから出勤したい」(岩手/40代/女性)、「子どもの学校の旗振り(交通当番)がある間は、会社に間に合わなくなってしまう」(群馬/40代/女性)という意見も。また、「これ以上早くなったら始発レベル。家が遠いので本当に無理」(千葉/20代/女性)という通勤に関する問題のほか、「誰にも邪魔されない時間が減る」(石川/30代/男性)、「朝に強い、夜に強いは個人差がある。また、全員が早朝から出勤すれば話しかけられるなどして結局集中できない」(兵庫/40代/女性)という嘆きも寄せられた。

 業務内容や業務量のほか、通勤時間、家庭環境、理想的な余暇の使い方など、さまざまな意見が見られた今回の調査。企業側と現場で働く人々全員が納得できる“理想的な働き方”は果たして見つけられるのだろうか?

【調査概要】
期間:2015年3月12日〜3月25日
対象:有職者1200名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員20代、30代、40代の男女)
地域:全国
方法:インターネット調査

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