約5割の職場に「悪い感情」が蔓延

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ジェイフィール社『組織感情診断ツール』調査結果より

 職場の約5割に悪い感情が蔓延していることが、アミューズのグループ会社で組織改革などを手掛けるジェイフィール社の調査で明らかになった。同調査によると、“苛立ち感”や“あきらめ感”といった「悪い感情」状態にある職場は44.4%で、“主体感”や“支えあい感”などの「良い感情」状態にある職場を上回った。人生において大きなウエイトを占める職場だが、悪い感情が広がっている環境で働いている人は多いようだ。

 同調査は、職場全体に広がっている感情やムード、空気感を知るために実施した1273の職場、約2万人のアンケートを分析したもの。「仕事がおもしろいと思う気持ちはあるか」「新しいことにもチャレンジしようという気持ちはあるか」などの質問に対する回答を分析した結果、悪い感情状態にあるといえる職場は44.4%にのぼった。一方、良い感情状態にあるといえる職場は30.1%。どちらもない職場は25.5%という結果となった。

 同調査では良い・悪いそれぞれの職場の特徴も分析。良い感情状態にある職場には、責任感が強い人や謙虚な人、仕事や自分に厳しく周囲にはあたたかい人が多く、悪い感情状態の職場には、周囲への批判的な感情が強い人や、自分だけが苦しいと考える人、自分を守って周囲を責める人が多いことが判明。この結果について同社は「良い感情状態の職場は単なる仲良し集団ではなく、良い仕事をする意識の高い集団、組織力を発揮できる集団であることがわかる。目指していくのは、“仕事や自分には厳しく、他者にはあたたかい組織”ではないか」と結論づけている。

【調査概要】
調査方法:組織感情診断ツール
調査期間:2009年9月〜2012年3月
調査対象:1273の職場(1万9884人)

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