2011年06月14日 06時00分

奥田瑛二、初共演の佐々木蔵之介を称賛 次回監督作の起用に前向き

奥田瑛二 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

奥田瑛二 (C)ORICON DD inc. 

 俳優の佐々木蔵之介奥田瑛二らが13日、東京・パルコ劇場で舞台『幽霊たち』の公開リハーサルを行った。佐々木と初共演の奥田は「こういう若者のトップランナーと組めるのは、願ってもないこと」と満足気。監督としても数々の賞を受賞している奥田だが、次回作への佐々木起用について「考えましたよ。『こういう顔をするんだ』とか発見もあったし、いい企画があれば」と意気込んだ。一方の佐々木は「大先輩と共演できることは本当に嬉しい」と大感激だった。

 現代のアメリカを代表する作家、ポール・オースターが生み出した、“自己とはなにか”というアイデンティティや、生きる意味を探すことをテーマにした喜劇小説『幽霊たち』を演劇化。佐々木は軽い気持ちで引き受けた仕事が徐々に自分の周囲を狂わせていく私立探偵・ブルーを熱演する。

 これまでのけいこを振り返った佐々木は「普通は一ヶ月くらいなんですが、この作品には一ヶ月半以上、本読みも合わせたら2、3ヶ月以上はかけてます」と語り、公演初日を前日にも関わらず「まだ探っている感じ。そろそろなんとか掴めそうな気がしています」と苦笑した。

 そんなけいこの助け舟となったのが、出演者中で紅一点の市川実日子。佐々木は「素朴で癒してくれる」とべた褒めし、同日誕生日を迎えた市川に「オレンジ色の花をあげましたよ」と“どや顔”。そんな佐々木を尻目に、複数の女性を一人で演じた市川は「着替えるのが大変でした」とあっけからんとした返答で報道陣の笑いを誘った。

 パルコ・プロデュース公演『幽霊たち』は6月14日より7月3日まで東京・パルコ劇場にて上演。

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