2011年05月22日 10時00分
元モー娘。市井紗耶香主演で日中友好映画『明日に架ける愛』製作
日中合作映画『明日に架ける愛(仮)』でシングルマザー役に挑戦する主演の市井紗耶香 (C)映画『明日に架ける愛(仮)』製作委員会
元モーニング娘。の市井紗耶香主演で、青森県と東京都、中国・北京が舞台の日中友好40周年記念映画『明日に架ける愛(仮)』が製作される。東京でデザイナーとして働くシングルマザーが、幼なじみの中国人男性やつがる市に住む元中国残留孤児の祖母との交流を通じ、成長していく姿を描く。シングルマザー役に挑戦する市井は「世代を超えた奇跡を描いた、温かい作品になると思う」とアピール。現在、つがる市を中心に青森県内での撮影中で、日中国交復帰40年目の2012年、日中両国で公開される。
監督・脚本は、高知・よさこい祭りを舞台にした青春映画『君が踊る、夏』(2010年)の香月秀之監督。5月7日、北京で実施された『Tokyo Girls Collection in BEIJING 2011』の舞台裏をリアルタイムで作品に盛り込みながら、中国残留日本人孤児のエピソードを絡めたオリジナルストーリーを、青森県の協力で映像化する。リアルな日中のファッション業界を映し出す一方、つがる市の田園や木造駅、弘前市のリンゴ園など津軽の風景も多く登場。日本と中国の国境を越え、現代の両国の若者が同じ感動を共有できるような作品を目指す。
市井の相手役は北京出身の新人アレックス・ルー、祖母役を八千草薫が演じるほか、加藤夏希、つぶやきシロー、子役の大森絢音、大杉漣、高島政宏、山本未來などが出演する。
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