2011年05月10日 19時30分

草なぎ剛、仲間由紀恵とのW主演作『橋田賞』受賞に男泣き

草なぎ剛主演ドラマ『99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜』で共演した仲間由紀恵(右)と脚本を手がけた橋田壽賀子 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

草なぎ剛主演ドラマ『99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜』で共演した仲間由紀恵(右)と脚本を手がけた橋田壽賀子 (C)ORICON DD inc. 

 脚本家の橋田壽賀子が理事長を務める橋田文化財団が、放送創作活動の振興および文化の発展に寄与した個人や団体を表彰する『第19回橋田賞』の授賞式が10日、都内のホテルで行われた。同賞大賞は橋田自らが脚本を手がけ、昨年11月に放送されたドラマ『99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜』(TBS系)が受賞。女優・仲間由紀恵とともに主演したSMAP草なぎ剛は共演者の名前を一人ひとり挙げ、「勇気の出る作品に出演できて、血は繋がっていないけど、家族以上の関係になれたと思う」と涙ながらに喜びを語った。

 声を震わせつつ「日本にも大変な人がいるけど、必ず誰かそばにいる人の力で、人は元気になれるんだなって思った」と家族愛を描く同ドラマの撮影から学んだ思いを語り、東日本大震災の被災者らにもエール。草なぎのほか仲間、松山ケンイチ、寺島咲、川島海荷、中井貴一、泉ピン子らも登壇し、そっと草なぎにハンカチを渡した仲間は「人と人との強い絆の繋がりでみんな生きていける。私も胸に刻みたいと思います」と誓った。

 新人賞は、昨年のNHK朝ドラ『ゲゲゲの女房』で夫婦役を演じた松下奈緒向井理がともに受賞した。“水木夫妻”が久々に顔を揃え、向井は「賞をもらうのは嬉しいですが、名前が出るのは松下さんや僕だけ。ほかの共演者の方や裏で支えてくれたスタッフ、観てくださった方がいたからこその賞だと思います」と改めて感謝の弁。松下は「昨日ですけど、水木(しげる)さんがまた新たな連載を始めるとお聞きして、人ごとと思えず喜んでしまいました」と微笑んだ。

 そのほか同賞には『証言記録 兵士たちの戦争』(NHK)、脚本家の坂元裕二、福山雅治が選ばれ、特別賞は野村昭子が受賞。新人脚本賞には応募作品総数174篇から、堀脇れいくさんの『パルクール』が佳作に選ばれた。ツアー中のため欠席した福山は、「映像の賞というものをもらうのは初めて。嬉しい気持ちと同時に照れくさい感じもあります」とビデオメッセージでコメントを寄せた。

◆過去の授賞式をチェック! 2010年2009年2008年

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