2010年03月18日 19時20分

ノムさん、楽天は「5位」と予想 名誉監督の立場“中途半端”とボヤく

野村克也氏 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

野村克也氏 (C)ORICON DD inc. 

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 東北楽天ゴールデンイーグルス・名誉監督の野村克也氏が18日、都内でTBS系新スポーツニュース番組『S1』(4月3日 深夜0:30スタート)の会見に出席。この時期恒例のプロ野球“順位予想”をしつつ、複雑な心境を語った。野村氏は、昨年まで監督を務めた東北楽天を「恨みが入るとココ(6位)に入るが、お世話になりましたので…」と5位に予想。「私は今、中途半端な立場だからキャンプ取材にも全然行ってない。(昨年は)西武が自滅したりと運が良かった」と、大躍進を冷静に分析した。最後には、お決まりのボヤきで「特に楽天に対しては(評論が)厳しくなる。恨みも入ります。私は未熟者なので、感情が入っちゃう」と、不敵な笑みをのぞかせた。

 また、野村氏は以前国際試合での配球に疑問を持ち、メディアを通して結果的に“批判合戦”となってしまった阪神・城島健司捕手についても言及。「あいつは野球はメジャー級だけど、もうちょっと人間形成を(しっかりと)やってもらいたい。『記録さえ残せばいい』というのはね…。後輩に対して模範になるようにして欲しい」とまずは注文した。

 そして過去の、野村氏のコメントに対する受け答えを見て「ああいう言葉が返ってくること自体、うぬぼれるのもいい加減にしろ!と言いたい。(内角一辺倒の攻めと、人間として)あれは絶対おかしいでしょ!」と話し、番組のコンセプトである「スポーツ最大関心事の“今”を歯に衣着せぬコメントで斬る」というコメントを貫いた。

 そのほか、現役続行が危ぶまれている女子フィギュアの村主章枝選手も出席。現在“父子”共に就職活動中の身の村主は、自身についての進展には触れなかったが「(父は)就職活動はダメみたいです。私も、土日は練習が休みなので(この番組で)頑張りたい」と、同番組のコメンテーターを務めるにあたっての意気込みと絡めて語っていた。会見にはほかに、高橋尚子ラモス瑠偉魔裟斗も出席した。


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