2009年01月22日 20時00分
紀里谷監督第2弾作品『GOEMON』、公開を前に早くも世界配給決定
紀里谷和明監督
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2004年に公開された映画『CASSHERN』に次ぐ紀里谷和明監督作品第2弾『GOEMON』の完成報告記者会見が22日(木)、東京・代々木競技場第二体育館にて行われ、出演者の江口洋介、大沢たかお、広末涼子、ガレッジセールのゴリ、要潤ら豪華キャストが集結した。紀里谷監督は「この時点では詳しくは言えませんが、世界配給が決定しています。どうか力を貸してください」と、まるで選挙演説のように力説し、サプライズ発表した。
戦国の世で名を馳せた大泥棒・石川五右衛門を題材に、盗み出した財宝・南蛮製の箱を巡る壮絶な戦いを描く同作。CGを駆使し、製作期間3年を要した内容に紀里谷監督は「オリジナルで作品の認知度は少ないかもしれないが、観ていただければ唸ると自負してます」と声を張り、「普通の人でも革命が起こせるというのを描きたかった」と並々ならぬメッセージ性を口にした。
主演の江口は「紀里谷くんのデカイ船に乗って戦をする感じが出ています」と、迫力ある内容に太鼓判。広末も「(CG撮影のため)グリーンバックで、イメージの中で本と向かい合った。今までに観たことのない映画です」と紀里谷ワールドを褒めちぎり、大沢も「生命力が満ち溢れている」とコメント。
鼻息荒く語ったゴリは「規模がハリウッド映画。世界で観られる映画が(日本で)できるんだ。Yes We Can!」と就任したばかりのオバマ米新大統領のセリフを引き合いに支持を仰いでいた。
世界配給に向けて現在は、アジア、ヨーロッパでそれぞれ1社ずつと契約を結ぶ段階に入っているという。映画『GOEMON』は5月1日(金)より公開。