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2011年06月16日 15時15分
2011年の新入社員「終身雇用を望む」が過去最高の74.5% 

今年の新入社員「終身雇用を望む」過去最高 就職難で定職意識高まる

■調査結果はこちら

 産業能率大学が16日発表した『2011年度新入社員の会社生活調査』によると、今年の就職活動は「かなり大変だった」と回答した人が35.4%と、1990年の調査開始以来過去最高を記録。厳しい就活をくぐり抜けてきたためか、自身の展望も「終身雇用制度を望む」(74.5%)、「管理職として指揮を執る」(48.1%)がともに最高値を記録したことがわかった。前回、2000年前後に訪れた就職氷河期世代は、専門職を望み終身雇用を望まない個人主義的な志向が顕著だったことから、同じ就職難においても意識の違いが感じられる結果となった。

 調査期間は3月28日〜4月8日、2011年度の新入社員440人を対象に実施し、男性307名、女性108名の計415名から回答を得た。就職先で結果を残そうという“やる気”の感じられる今年の新入社員は、働き始めるうえでの意識も高く「早く戦力になって会社に貢献したい」(56.6%)が過半数を超え、「地道にコツコツ働きたい」(43.4%)を上回った。09年に同様の質問をした際は、両者逆転の結果だった。

 先ごろ、厚生労働省及び文部科学省が発表した就職内定率は過去最低と並ぶ91.1%。厳しい環境下での就活が「大変だった」一方で、就活結果に「たいへん満足」(49.3%)が過去2番目に高い値となり、「やや満足」(42.3%)と合わせて実に9割以上が満足していると回答した。

 就職先を選ぶ際に重視した点は、「仕事内容」が昨年より3.2ポイント増加した74.2%でトップ。次いで「業種」が65.8%と群を抜いた。テレビ番組や雑誌で、グーグルやソフトバンクといった企業のユニークな社風が話題を呼んでいるせいか、「企業風土」も昨年より7.8ポイント増加の41.9%と続き、職場を選ぶうえでのポイントとなっている。

【調査概要】
調査対象:2011年度入社の新入社員440人
調査時期:2011年3月28日〜4月8日
調査方法:書面アンケートによる回答選択方式
有効回答:415人(男性:307人、女性:108人)




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