2011年06月08日 05時00分
ヒロシ、若手弁護士役で舞台初主演
舞台に初主演するヒロシ
ピン芸人のヒロシ(39)が8月13日より東京・赤坂レッドシアターで上演されるコメディ『バッド・アフタヌーン〜独立弁護士のやむを得ぬ嘘〜』で舞台に初主演することが7日、わかった。父親の死を機に独立開業し、さまざまな依頼客に振り回される若手弁護士役。6年ぶりのネタ本発売で久々に表舞台へと帰ってきたヒロシが、今度は演技で文字どおり表舞台へ羽ばたく。
自虐ネタ「ヒロシです…」のフレーズでブレイクするもしばらく低迷を続けていたヒロシが、ネタ本に続き、今度は舞台初主演が決まった。
脚本は、劇団「創造工房 in front of.」出身で、2008年「テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞」優秀賞を受賞した若手劇作家・小峯裕之。演出は、フジテレビ系ドラマ『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』、日本テレビ系ドラマ『斉藤さん』や映画脚本の執筆も行う、劇団「MONO」の土田英生が担当。土田はヒロシの初舞台『錦鯉』の作・演出も担当しており、5年ぶりのタッグ結成だ。
都心から少し離れ、今日も閑古鳥が鳴いている法律相談所が急きょ、地上げのターゲットにされてしまった。廃業の危機を回避する条件はただ一つ、今日中に、裁判の依頼を取りつけること。静かだった法律事務所の慌ただしい1日が始まった――。
出演はほかに演劇ユニット「*pnish*(パニッシュ)」の土屋裕一、平田敦子、菅原永二をはじめ、松田沙紀、今井隆文、大村学ら。フレッシュな俳優陣を前に、リハビリ(?)を終えたヒロシが魅せる演技が注目される。