2011年02月26日 06時00分

千原ジュニア、竹内力の後継“新・ミナミの帝王”に「違和感しかない」

メンバーが再集結 (左から)西村和彦、千原ジュニア、星野真里、福田転球  [拡大する]

メンバーが再集結 (左から)西村和彦、千原ジュニア、星野真里、福田転球 

 昨年9月にキャストを一新したドラマ『新・ミナミの帝王』の続編が3月27日に放送されることになり25日、主演するお笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアらが大阪市内で会見した。これまで竹内力が主演し、関西で高い人気を誇る同作を後継した千原は「違和感しかないです……大変なんですよ〜」と苦笑い。「ドラえもんの声が変わってもうだいぶ経ちますけど、まだ慣れないですから。もともとあったものなので、多くの方がそういう違和感を持たれるでしょうから」と人気作ゆえの悩みを明かした。

 一方で主人公・萬田銀次郎を演じるにあたり、「竹内さんがやられた銀次郎とは全然違う感じでやることによって賛否の“否”は増すんでしょうけど、僕がやらしてもらうのであまりゴリゴリいかないよう、薄味でやらしてもらっているつもりです」とのこだわりも。

 初代は竹内主演で映画・Vシネマ・テレビドラマとして人気を集めた『難波金融伝・ミナミの帝王』で、天王寺大/郷力也による同名原作漫画は『週刊漫画ゴラク』で連載中。昨年放送された前作は関西で平均視聴率16%を記録するなど根強い人気を誇る。続編となる今作はオール関西ロケで22日よりクランクインし、新たに星野真理、西村和彦らが仲間入りした。

 大阪で“ミナミの鬼”と恐れられる十一(トイチ)の高利金貸し・銀次郎とその舎弟・坂上竜一(大東俊介)が、かつての顧客・富永圭一(福田転球)と再会。一方で10年の間に家庭を顧みない仕事人間になった冨永に不満を抱く妻、可菜子(星野)は実業家の黒岩慎二(西村)と一線を越える深い関係になり、冨永をだます計画に乗ってしまう。二人から3億円もの借金の保証人に仕立て上げられた富永は、銀次郎に凄腕の弁護士・小畑(伊藤えん魔)を紹介され、裁判で決着をつける決意をする。

 千原は「2回目ということですごく気合いも入ってたんですが、まさかの関西ローカルという吉報が舞い込んできまして」と明かし、「関西のお客様だけにいいものをお届けしたいと思います」と笑わせた。共演の福田は「急に借金3億円と言われたらどうなるのかというところなどを体感しながら見ていただきたいです」とアピールしていた。

 ドラマ『新・ミナミの帝王』は関西テレビ(関西ローカル)で3月27日(日)午後4時より放送。

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