2011年02月10日 10時00分

今が旬! 好きなピン芸人、1位楽しんご&友近

男性部門1位の楽しんご (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

男性部門1位の楽しんご (C)ORICON DD inc. 

■ランキング表はこちら

 お姉キャラに一発ギャク、ぼやき漫談など、さまざまなネタでブレイクしているピン芸人。ますますテレビ界での需要は増えているといえそうだ。そこでORICON STYLEでは「今、最も好きなピン芸人は?」というアンケートを実施したところ、男性芸人はダントツの支持を得たお姉キャラ【楽しんご】、女性芸人ではモノマネ、歌芸、トークも巧みな【友近】がそれぞれ首位に躍り出た。楽しんごには「可愛いし、気がついたら“ラブ注入”って言ってしまっている」(栃木県/20代/女性)と、とにかく“可愛い”の声が集中。10代〜40代の全世代で1位となり、その人気ぶりを改めて実証する結果となった。

■男性芸人はトークスキルの高さに同性からの票が集中

 今回のランキングでは全体の40%を超える支持率を獲得し、男性部門1位を飾った楽しんご。昨年の1月に『ガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)、『あらびき団』(TBS系)などで披露した“ドドスコ〜♪”のダンスと「ラブ注入!」のキャッチ―なフレーズで一躍注目を集め、「子供も大好きだし、つい歌ってしまう」(千葉県/30代/女性)と街中で真似をする小学生の姿は今や当たり前。「芸のインパクトと可愛いくて面白いキャラクターが頭から離れない」(東京都/20代/女性)と、好感度も高い。昨年から徐々に注目を集め、年末年始はバラエティ特番に引っ張りだこの状態だったが、今年はまさに大ブレイクとなりそうだ。

 2位には「恐るべき独自の発想でネタを作っている」(埼玉県/10代/女性)と、独創性で他の芸人を圧倒する【バカリズム】が続いた。3位以下にランクインした芸人には、キャラクターや一発ネタよりもトーク術に男性票が集中。プロレス、漫画、際どい下ネタなどマニアックなトークを展開する3位の【ケンドーコバヤシ】、的を射た毒舌が周囲を唸らせる4位【有吉弘行】、またピン芸人の頂上決戦『R-1ぐらんぷり』の昨年の覇者【あべこうじ】も6位にランクイン。注目株として今年のR-1ファイナリスト【AMEMIYA】が8位に名を連ね、こちらも新たなブレイクを予感させている。

■アラフォー女芸人がTOP3を独占!

 一方、女性部門は1位の友近(37歳)をはじめ、2位にはレオタード姿の“最近イライラする浅倉南”で一躍知名度を上げた【いとうあさこ】(40歳)、3位にお笑いユニット・キュートンの紅一点【椿鬼奴】(38歳)と、アラフォー芸人がTOP3を独占。いずれも「アラフォーにしてようやく陽の目を見て、同世代として共感が持てる」(神奈川県/40代/男性)と同世代から高く評価されている。また、女優・広末涼子に似ている! と、人気上昇中の【おかもとまり】は6位、エヴァ芸人としてお馴染みの【桜・稲垣早希】も8位に浮上し、こちらは“脱・可愛いキャラ”で今後どのような活躍を見せるのか楽しみにしたいところ。

 明日はピン芸人の頂点を競う『R-1ぐらんぷり』(後7時〜 フジテレビ系)の決勝戦が開催され、ピン芸人たちの中で新たなスター誕生することは間違いない。歌ネタ、モノマネ、フリップあり漫談ありと一体どのジャンルで戦えば、その頂点に君臨することができるのか? 正解がないからこそ注目が高まるのは必須。たった1人で自分の才能を信じて芸能界を生き抜くピン芸人だからこそ、どのような形で世間にその名を轟かすのか? コンビやユニットとは一味違った角度でのブレイクが期待できるといえそうだ。

【調査概要】
調査時期:2011年2月3日(木)〜2月7日(月)
調査対象:合計1,000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜40代の男女各125名)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査




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