2010年05月25日 14時35分
南果歩、人生初サイン会 夫・渡辺謙らとの米国生活振り返る
書籍発売は実に10年ぶり (C)ORICON DD inc.
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女優の南果歩が25日、都内で著書『瞬間幸福』の発売記念サイン会を行った。人生初のサイン会でファン100人と交流した南は、夫でハリウッド俳優の渡辺謙からも「いろんな人生が詰まったいい本になった」と褒められたことを報告。米国生活から帰国して1年が経過し「向こうの生活は(家族を築く)“基礎工事”が完了しました。今は“内装工事”をしているところ。当時は毎日がサバイバルで冒険心に満ち溢れていたよ」と懐かしそうに振り返った。
同書は雑誌『ミセス』で2007年より3年間、家庭や仕事のことなどを綴ったものを加筆してまとめたもの。舞台以外でのファンとの交流がこれまでなく、サイン会前に「ドキドキしています」と語った南は、タイトルについて「喜びは一瞬、後はつらいことが多いんです。でもそれ(喜び)が元気の源になるんですよね」と説明した。
報道陣からは“ハリウッド俳優の妻”としての質問が多く飛んだが、渡辺との再婚には改めて「同業者との再婚は嫌だったのですが、彼の人間性ですかね。俳優としてより、人として長い付き合いにしたいなと思いました」。優雅な生活を送っているのかと思いきや、仕事などの波が激しいとして「(結果的には)プラスマイナスゼロじゃないんですかね」とした。
また、14歳になる息子にも触れ「最近、突然『絵描きのなかでオリジナリティがあるのはゴッホ。俳優だと渡辺謙だよね』と言っていて。(夫は)赤面していましたよ」とニッコリ。言葉がなかなか通じにくい米国での生活にもかかわらず「すくすく育ち、素直に思っていることを言えるのはいいことだと思う」とその成長ぶりを評価した。最後には「自分も一員として努力しないと、あっという間に崩れちゃいますよ」と家族に対しての責任感をのぞかせた。