2010年01月21日 21時30分

蝶野正洋、新日本プロレスとは「今後も信頼関係を」 25周年パーティーで退団問題に言及

蝶野正洋 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

蝶野正洋 (C)ORICON DD inc. 

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 プロレスラーの蝶野正洋が21日、都内で行われた自身のデビュー25周年記念パーティーで、同日のスポーツ紙などで報じられた新日本プロレス退団について言及し、「新日本プロレスの門を叩いて25年。報道関係で賑わせていますが、新日とは今後も信頼関係をもっていく。これから大きな枠で活動していく。ONE LOVE! 神に感謝」と語った。今後は「プロレス、タレント、個人事務所の会社運営を3本柱に、プロレスのプロデュース業も仕掛けていく」とプロレス界の更なる発展のために一肌脱ぐことを明かした。

 「I AM CHONO!」と決めセリフを口火にあいさつした蝶野は「若いうちは強くかっこよくありたいと夢見てリングに上がっていたけど、先輩に“かわいがられ”負ける日々。ドイツ、カナダ、アメリカと武者修行して、プロレス辞めようかという時代もあった」としみじみ振り返った。

 アントニオ猪木を筆頭とする当時の先輩たちからの「やられている姿がどうあるべきか。受けを耐えている姿を見せなきゃいけない。ただ体を鍛えて勝てばいい世界ではない」という教えを胸に刻み、蝶野は「25年迎えて思うのは、感謝!」と会場に集まった盟友・武藤敬司、長州力ら約550人の出席者に向かって、雄たけびを上げた。

 闘魂三銃士として共に競い合ってきた現・全日本プロレスの社長でもある武藤は「蝶野、25周年おめでとうございます。つか、俺とお前、デビュー戦一緒だったよな? だから俺も25周年だよ!? なんかジェラっちゃうな〜。ギャラさえ落としてくれたら、使ってもいいよ? 参院選狙ってない?」とユーモア溢れるあいさつで爆笑を誘った。

 またステージにはモノマネ芸人の長州小力神奈月イジリー岡田が登場。出席を前日夜に聞いたためカツラの準備が間に合わず、故・三沢光晴さんになりきれなかったというイジリーはお詫びに「おめでとう250回高速ベロ」を披露するなど、盛り上げた。

 蝶野は故・橋本真也さん、武藤と共に闘魂三銃士として活躍。IWGPヘビー級王座、NWA世界ヘビー級王座などにも輝き、数々の名勝負を繰り広げている。

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