2010年01月12日 10時00分

「好きな司会者」ランキング、島田紳助が2連覇! 今田耕司も初のTOP3に

2連覇を達成した島田紳助 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

2連覇を達成した島田紳助 (C)ORICON DD inc. 

■2010年「好きな司会者」TOP10

 クイズ番組からトーク番組、歌番組など各テレビ番組の中でゲストを盛りたて、番組を面白くかつスムーズに運ぶことが求められる“司会者”。年末年始にかけて様々なバラエティ特番も放送され、新番組もスタートしている1月。では、世間から“最も面白い”と支持されている司会者は誰なのか? ORICON STYLEでは昨年に引き続き『好きな司会者ランキング』を発表。結果はお笑いタレントの【島田紳助】が2連覇を達成し、【明石家さんま】が2位に、さらに【今田耕司】が並みいる大御所タレントを抑え3位にランクインした。

 バラエティ番組『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)で、大ブレイクした“羞恥心”らを世に送り出した島田紳助。秀才ぶりを披露するクイズ番組で“おバカ=脚光を浴びる”という図式を構築し、「司会者なのにボケもツッコミもするから面白い」(愛知県/10代/女性)と巧みな進行ぶりが支持された。一方、『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)では、普段の毒舌を展開しながらも、心の琴線に触れるような芸能人たちとの交遊録も披露。「話が面白いのは勿論、下ネタばかりかと思いきや、顔が広く情け深い。ギャップが良い」(東京都/20代/女性)と、涙もろく人情味溢れる一面も人気の秘訣といえそうだ。

 2位には「楽しんで司会をしてる。だから見ている側も楽しめる。バラエティの顔」(愛知県/30代/女性)と明石家さんまが登場。1対1のトーク番組から、大人数を相手に1人で仕切る番組まで「相手の良い面を引き出す魅力があり、トークにムラも少なく安定感がある」(愛知県/40代/男性)と、相手の魅力を最大限に引き出すマシンガントークを賞賛。一瞬たりとも気を抜かず、全力でボケ、ツッコムなど、若手芸人たちでさえ脱帽するバイタリティ溢れる姿勢は、まさに“お笑い怪獣”の異名通り。

 続いてタレントの今田耕司が初のTOP3にランクイン。バラエティ番組『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)や、若手漫才師の登竜門として知られる『M-1 グランプリ』(テレビ朝日系)でも2003年から連続で司会を務めており「出演者を面白くしたり、たてたりする事のできる天才だと思う。名前に司会の“司”が入ってるのは運命だ」(東京都/20代/男性)と大絶賛の声が寄せられている。

 “今ちゃん”の愛称を全国区に広めた『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)では、主役であるダウンタウンの名アシスタントとして実績を重ね、その後ビートたけしとの『たけしの誰でもピカソ』(テレビ東京系)、『明石家マンション物語』(フジテレビ系)など芸能界の大先輩であるタレントたちと次々に共演し、ヒット番組を生み出してきた。「トークが上手。ちゃんとツッコミもあり、空気を読めていて好感がもてる」(静岡県/20代/女性)と、柔軟性と瞬発力に富んだ進行ぶりとフォロー力が評価され“司会者”としてのポジションを確固たるものとしたようだ

 そのほか4位【タモリ】、5位【ダウンタウン】とベテラン勢が並ぶなか、お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの【上田晋也】が7位(昨年9位)に登場し、2年連続でTOP10入り。“うんちく王”としての知識の豊富さと頭の回転の速さを評価され、さらに「年上のゲストにガンガン突っ込んだりしても、嫌味がない」(福岡県/40代/男性)、「世代交代の意味もこめて、上田さん」(東京都/10代/男性)と、司会者としての基盤を固めつつある。

 番組の要となり、ゲストを引き立て、その場の空気を読みながら自身のしゃべりの腕も問われる“司会者”。今回のアンケートでは進行役としてすでに安定した地位を築いているベテラン組から、虎視眈々と上位を狙う中堅組まで、さまざまな名前が挙がった。来年はどのような面々が支持されるのか? 今後は女性司会者たちの活躍にも期待したい。

【調査概要】
調査時期:2009年12月9日(水)〜12月11日
調査対象:合計1,000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜40代の男女、各125名)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査



>>2009年版 好きな○○ランキング
■2009年版 好きな「司会者」ランキング
■「トーク番組」TOP10■「長寿番組」TOP10



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