2009年11月18日 14時20分

浅尾&西堀両選手がペア解消を正式発表 「結果を出せなかった」

最後は笑顔で握手を交わしたプロビーチバレーの(左から)西堀健実、浅尾美和選手(C)ORICON DD inc.   [拡大する]

最後は笑顔で握手を交わしたプロビーチバレーの(左から)西堀健実、浅尾美和選手(C)ORICON DD inc.  

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 プロビーチバレーの浅尾美和、西堀健実両選手が18日、都内で会見を行いペアを解消することを正式に発表した。キュートなルックスから“ビーチの妖精”と言われ、本業以外にCMやバラエティ番組などでも活躍する浅尾選手はペア解消の理由について「プレースタイルの違いとかではなく、ロンドン五輪に向けステップアップするには、この方法がいいと思った」と説明。一方、西堀選手は5年間ツアーで優勝出来なかったことに触れ「結果を出せなかったことが要因の1つにはなった」と話した。今後はそれぞれ、2012年のロンドン五輪の出場を目指していくという。

 会見には、スポーツ系媒体のほか、芸能記者も含めた約60名の報道陣が集結。終始、笑顔をみせた浅尾選手は、今後の新パートナーの発表について「早く決まった方が早く始動できるので早く決めたい」とコメント。2人で編み出した“勝利のV”に関しては「あくまで西堀さんとのオリジナルなので……」と今後は封印すると宣言。今後については「クセも知っているので(敵として西堀は)イヤです! でも、いいライバルとしてやっていきたい」としたが、お互いが離れて見つめ直した結果、再びタッグを組む可能性に関しては「あると思います」(西堀)「“ごめんなさい会見”をやります」(浅尾)と、否定はしなかった。

 いい結果は出せなかったものの、ビーチバレーを世間に広めて、多くのファンを獲得したのは確か。浅尾も「(試合をやるごとに)確実にお客さんは増えた。電車に乗ったり、街を歩いても声をかけられるようになった」とタレントのような思いをしたことを振り返ったが、両選手の所属事務所社長は浅尾の今後について「あくまでアスリートとして活動させる。確かに、バラエティ番組などのオファーも沢山頂いて嬉しいが…(タレント転身は)ない」とキッパリ。2人の新ペア発表については「現時点では白紙状態」としたが、練習期間などを逆算すると「早ければ1か月。遅くとも年内には発表したい。ただ、ペアはこちらが決めるのではなく、あくまで本人たちが(ペア候補を)探して話してから。(事務所として)具体的な打診はしていません」と語った。

 両選手が目指すロンドン五輪まで開幕まで2年半。「パートナーは違っても、目指す場所は一緒。(五輪の)コートで再会したい」と口を揃えた2人。競技に集中して、その“実力”をブレイクさせる時期が近づいているのかもしれない。

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