2009年11月11日 19時10分

仲里依紗、青春映画の“金字塔”『時をかける少女』舞台あいさつ 大作に「プレッシャーあった」

仲里依紗 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

仲里依紗 (C)ORICON DD inc. 

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 女優・仲里依紗らが11日、都内で映画『時をかける少女』(2010年3月公開)の完成披露試写会で舞台あいさつを行った。青春映画の“金字塔”とも言われる作品で、今回が実写とアニメあわせて4度目の映画化。12年ぶりに実写版として復活した同作で主演した仲は、2006年公開のアニメ版で声優を務めた当時を「この作品に出会ってよかったし、それまで嫌いだった自分の声が好きになった」と振り返る一方、今回の実写版主演には「不安でプレッシャーもあった。一生懸命やるしかないと思いました」と感想を語った。

 仲は、70年代にタイムスリップした際に出会う大学生役を演じる俳優・中尾明慶の髪型を「昔の明石家さんまさんみたい!」と突っ込む場面も。同世代の中尾は照れながら、仲の印象について「最初は人見知りした。でも、それがいい形でスクリーンに出せた。今では(仲とは)すごい仲良しですよ」と話したにもかかわらず、仲から「焼肉に連れていってくれると言ったのに…嘘つき!」と返されると、中尾は慌てて「そこは行ったって言っておけばいいのに〜」と苦笑いだった

 また中尾は、自身の役について「自分が生まれてない(時代の)人間をやっているので、苦労はしていないが挑戦は多かった。父親には『(70年代当時)ロンゲの人はいたの?』って聞いたりしましたよ」と話し、当時を知る“大人”の関係者たちを驚かせていた。

 『時をかける少女』は1965年に作家・筒井康隆が発表したティーン向けSF短編小説が原作に。1983年に大林宣彦監督が女優・原田知世主演で映画化し、大ヒット。1997年には角川春樹氏が監督を務め、中本奈奈主演で再映画化された。実写版としては3度目となる最新作の主人公は、原作の芳山和子から彼女の一人娘の芳山あかりにバトンタッチ。仲が演じる2010年の現代に生きるあかりが、母の初恋の人・深町一夫に会うため、1970年代にタイム・リープ(一種の時空移動現象)する。あかりが恋する大学生役に中尾、母役には安田成美が演じ、元劇団四季の看板俳優・石丸幹二が映画初出演を果たしている。

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