2009年11月09日 16時00分

成宮寛貴、新境地ドラマに 「ヨダレが出る感覚」

成宮寛貴 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

成宮寛貴 (C)ORICON DD inc. 

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 俳優の成宮寛貴が9日、フジテレビCS放送『フジテレビ NEXT』の開局記念として放送される主演ドラマ『ニュース速報は流れた』の完成披露記者会見に出席した。冒頭のあいさつで成宮は「(スポンサーのつく)民放で規制がある中、まとまったドラマをやってきて、このドラマの台本を読みすごく新鮮な気持ちになりました。お腹が空いたときにヨダレが出る感覚」と語るなど、新境地での芝居に手ごたえを得ているようだった。

 『フジテレビ NEXT』では初めてのオリジナル連続ドラマとなる同作は、テレビ局報道センターの報道局フロア内で起こった事件を、深夜発生時から翌朝までの8時間にわたり、ほぼリアルタイムで描くタイムサスペンス。脚本を務めた君塚良一氏は「(全体を描いた)8時間は『24』より短いからそこは勝ったなって思うし、出来上がりは『LOST』よりも面白い」と米人気連続ドラマを引き合いにアピールし、笑いを誘った。

 バラエティー番組にばかり出演するアイドル女子アナウンサー役を務める女優・酒井若菜は、参考にした実在の女子アナを問われると「(役柄が)とんでもない性格なのでキャラクターは別として、ビジュアル的には撮影に入る時、中野美奈子アナ(フジテレビ)の真似をして前髪を切りました」とエピソードを語った。一方アルバイトAD役の成宮は「(ドラマのADと比べて)報道のADはけっこうキレイめ。フジテレビの報道局の写真を見せてもらって役作りしました」と苦笑いした。

 また同作のテーマと絡め、報道陣から「今日の酒井法子被告の判決の速報は観たか」と質問が飛ぶと会場は一瞬にして不穏な雰囲気に。困惑の表情を浮かべるキャストも少なくなかったが、司会を務めた軽部真一アナ(フジテレビ)がすかさず「みなさん(時間的に)ここに来る途中だから、ご覧になってないですよね?」と助け舟を出し、質問をうまくスルーするという場面も見られた。

 会見にはほかにARATA佐津川愛美萩原聖人豊原功補小林薫、中江功監督が出席した。ドラマ『ニュース速報は流れた』は18日(水)夜9時〜有料プレミアムチャンネル『フジテレビ NEXT』で放送開始(全10話、隔週放送)。

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