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2009年09月17日 06時00分
松たか子 (C)ORICON DD inc. 
太宰ねぶたを前に(左から)浅野忠信、松たか子、根岸吉太郎監督 (C)ORICON DD inc. 

松たか子、愛人・借金まみれでも「自由でいいのでは」

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 第33回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門「最優秀監督賞」受賞作品『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』(根岸吉太郎監督)の完成披露試写会が16日、都内で行われ、舞台あいさつに主演を務める女優・松たか子らが着物姿で登壇。松は、同作での愛人や借金を繰り返す夫と、それを支え続ける妻という夫婦像について「とても面白かった。自由でいいのではないかな」と語った。

 今年で生誕100年を迎えた文豪・太宰治の代表作『ヴィヨンの妻』を映画化した同作は、「男には、不幸だけがあるのです。いつも恐怖と、戦ってばかりいるのです」と苦悩する夫・大谷(浅野忠信)と、そんな夫を受け止め、しなやかにたくましく生きていく妻・佐知(松)の愛の物語。

 夫婦役で共演する浅野の着物姿について松は「素敵です。素敵じゃないと言う人がいます? 素敵に決まっているじゃないですか」と大絶賛。浅野も撮影現場での松の着物姿を引き合いに出し「普段Gパンとかでいると違和感を感じるってくらい似合っていた」とベタ褒めした。

 松は一見複雑にも見える同作で描かれる夫婦像を「一生血の繋がらない、一番近い人間関係というのは面白い。他人ですからね。常識で線を引けるものではないと思う」と寛大な心をのぞかせた。また同作が日本での公開に先駆け世界でも認められたことに「嬉しい。私は(根岸吉太郎)監督と脚本と浅野さんに引っ張られていただけなので、ラッキーって感じです」と謙そん気味に語り、会場を和ませていた。

 映画『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』は10月10日(土)より全国東宝系で公開。

 

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