2009年09月12日 17時00分

「殺害予告の人かと思った!」 松本人志、近寄るスタッフに過敏に反応

映画『しんぼる』の初日舞台挨拶に登壇した松本人志監督 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

映画『しんぼる』の初日舞台挨拶に登壇した松本人志監督 (C)ORICON DD inc. 

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 お笑いコンビ・ダウンタウン松本人志の監督作2作目となる主演映画『しんぼる』の初日舞台あいさつが12日、都内で行われた。ステージ上であいさつした松本監督は、今月4日、自身に対する殺害予告をインターネット上の掲示板に書き込んだ男が逮捕された件を意識してか、背後から近寄るスタッフに気が付くと「殺害予告の人かと思った!」と過敏に反応するそぶりを見せ、会場の笑いを誘った。

 松本監督にとって2007年公開の長編初監督作品『大日本人』以来2作目となる同作は、“宿敵”テキーラ・ジョーとの対決を控えたプロレスラーのエスカルゴマンと、目覚めた瞬間、四方が白い壁の部屋に閉じ込められた松本扮する水玉パジャマの男(松本)が、時空を越えて交差していく物語。企画・監督・主演、放送作家・高須光聖との共同で脚本も松本が務め、2008年9月にクランクイン。一部メキシコロケも敢行した。

 この日はおなじみとなった劇中の派手な水玉のパジャマではなく黒のスーツ姿でステージに登壇した松本監督。客席から大歓声で迎えられた公開初日について「今更あんま何の感動もない。やっとここまでこぎつけたってかんじ。プレミア試写会でもやってるけど、今日のお客さんはお金を払って観に来てくれてるから、ちょっとサービスしないとなと思って」とテレ笑いを浮かべつつ語ると、続いて「前田五郎の件についてはノーコメントで」とさっそくの“サービストーク”で盛り上げた。

 撮影について「密室の中が苦しくて、早く出たかった」と振り返った松本監督は、「90分間にいろいろな自分の想いを詰め込んだ。もし伝わらなくても、後日また観てもらえれば伝わるかと思います」とアピール。最後にファンに向けて「口コミでどんどん広がっていけばいいなと思うので、皆さん『小栗(旬)くんがかっこよかった』とか、『キムタクがちょろっと出てた』とかウソをついてください」と呼びかけていた。

 また、出品が決定している『トロント国際映画祭』(ミッドナイト・マットネス部門)、『第14回 釜山国際映画祭』(ガラ・プレゼンテーション部門)に続き、10月2日から開催の『シッチェス映画祭』、10月9日からの『ワルシャワ国際映画祭』、10月15日からの『ハワイ国際映画祭』への出品が新たに発表された。



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